9月9日と10日の2日間、秋篠宮家の長男・悠仁さまの通われている筑波大学附属高校(以下、筑附)では『桐陰祭』という文化祭が催された。
「それぞれのクラスで出し物や模擬店、文化部の展示、バンドやダンスなどのパフォーマンスが繰り広げられる一大行事です。鉄パイプや木材を使って、ジェットコースターやコーヒーカップなどのアトラクションを作るクラスもあり、そのクオリティの高さはマスコミに取り上げられるほど。多くの生徒は、夏休みを返上して文化祭の準備に取り組んでいます」(筑附OG)
ポーカーがお気に入り
同校に’22年4月に入学された悠仁さまは、現在2年生。昨年の文化祭は、コロナ禍に入ってからは初めて来場者を集めて行われたものの、生徒の保護者や、同校への受験を考える中学生などに制限された。
しかし、今年は外来者をいっさい制限せず、近隣住民や他校の生徒など、多くの人が訪れたようだ。
「悠仁さまのクラスは、『We$tern Village』というシューティングゲームを企画していました。車輪のついたトロッコにお客さんが乗り、生徒がそれを押しながら、ルート上で射的を楽しむ、といったものです。筑附は3年間、クラスが変わらないので、年次を重ねるごとに団結が深まっていきます。このクラスは去年、お化け屋敷を企画していましたが、その時よりもさらにレベルの高い出し物でしたね」(在校生のひとり、以下同)
初日の午前中から文化祭を満喫されていたという悠仁さま。
「一般の来場者が少ない午前中に、人気の出し物を制覇する“作戦”だったみたいで、ご学友を含めた3人組で校内を歩いていました。ジェットコースターでは、黄色いヘルメットを着用し、木製のトロッコに乗車。どうやらスピードを出し過ぎたようで、悠仁さまが乗車した後にトロッコが故障してしまうトラブルもあったと聞きました」
カジノ企画を楽しむお姿も目撃されている。居合わせた他校の女子生徒が振り返る。
「ダミーのコインを使って、ダーツやルーレット、ポーカー、ブラックジャックといったカジノゲームを疑似体験できるのですが、悠仁さまはポーカーが特にお気に入りだったようで。ご学友と悔しがったり笑いあったりしていましたね。まさに“等身大の高校生”という感じでした」
悠仁さまは白いクラスTシャツにマスクを着用。Tシャツの背面には、背番号とそれぞれの名前が記されていて、悠仁さまの背中には”01 HISAHITO”とあったが、“身バレ”を防ぐためかリュックを背負い、隠されていたという。
「廊下では、すれ違うクラスメートに“合唱って何時からだっけ?”と声を掛けられていました」(同・他校の女子生徒)
その言葉のとおり、正午すぎには「クラス合唱」にご参加。1年生全員と、2年生以上の有志が合唱を披露するのだが、1年生以外で参加したのは悠仁さまのクラスだけだったという。
「悠仁さまの勇姿をひと目見ようと、秋篠宮ご夫妻も文化祭にお越しになりました。悠仁さまの出番の少し前に観客席にお座りになり、1年生の合唱にも耳を傾けておられましたね。紀子さまは、1年生のクラスが披露した『マツケンサンバⅡ』がお気に召したようで、指揮者が金ピカの着物姿にカツラを被って登場すると大盛り上がり。曲中も、身体を左右に揺らしてノリノリなご様子でした」(在校生の保護者、以下同)
悠仁さまのクラスが披露したのは、RADWIMPSの『なんでもないや』。ちなみに悠仁さまは、’22年7月に長野県で行われた宿泊行事でも、クラスメートとともにキャンプファイヤーを囲みながらRAD WIMPSの『スパークル』を熱唱されていたことがあり、このアーティストに思い入れが深いのかもしれない。
ベビーカステラを「うまい!」と頬張られて
「悠仁さまはテノールパートのようで、集団のほぼ真ん中に立ち、口を大きく開けて歌っていらっしゃいました。“ママ友”に勧められる形で最前列を確保した紀子さまは、悠仁さまの姿をスマホで一生懸命、撮影されていましたね。
秋篠宮さまも最前列を勧められていましたが、“私はここでいいので”といった感じで遠慮されて。前から2列目に座られていましたが、歌い終わった後はひと一倍、大きな拍手を送っておられました。周囲の保護者に会釈しながら、ご夫妻は速やかに退席されたのですが、それぞれのスリッパをカバンにしまわれる姿に、保護者としての一面が垣間見えましたよ」
その後、秋篠宮ご夫妻はおふたりで校内へ。出し物や展示を熱心にご覧になり、悠仁さまのクラスにも足を運ばれていたという。一方の悠仁さまは、引き続きご学友とともに模擬店のベビーカステラを召し上がったり、バンド演奏をお聞きになったりして、1日目を終えたようだ。
2日目も、ご学友とともに校内を回る姿が目撃されている。
「前日に食べたベビーカステラが気に入ったみたいで、この日は抹茶あずき味を召し上がっていました。ご学友から“おいしい?”と聞かれた悠仁さまが“うまい!”と砕けた表現で返されていたのが印象的でしたね」(別の在校生、以下同)
食べ盛りの17歳。ベビーカステラを完食した後には、たこ焼きも頬張っておられたという。
「別の同級生が悠仁さまのそばにやってきて“お腹いっぱい?”と問いかけたんです。それに対して悠仁さまは、なぜか“アツい!”と返されていて(笑)。あえてお答えになったのかはわかりませんが、その同級生は“なにそれ!”と言って笑っていました」
“未来の天皇”という重責を背負いながらも、悠仁さまは“ひとりの高校生”として青春を謳歌されている――。