「死んでる場合ちゃうねん。生き返って謝れ!!」
9月10日、タレントの上沼恵美子が『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、ジャニー喜多川氏による性加害問題を激しく糾弾した。
上沼は問題の認識について「みんな知ってた。大阪でお笑いで片隅でやってる人間ですが、知ってたもん」と明言。ジャニーズ事務所が社名を変更しないことについては「名前を残すなんて言語道断」と語り、「日本の芸能界の恥晒し」と怒りを爆発させた。
ネット上には称賛の声が
関西バラエティー界の“女王”の激昂で静まり返ったスタジオに対し、上沼は「なんかみんな他人ごとやな」と言い放つと、「この問題は大変なの。放送しにくいんやと思います。でも、そういう番組にはしたくない。取り組もうよ」と、性加害問題に向き合う姿勢を示した。
そんな上沼について、ネット上では、
《さすが上沼さん。ズバッと周りが言えないことを言ってくれる》
《えみちゃんカッコよすぎる》
《よくぞ言ってくれた!》
と称賛の声が寄せられているが、一方では別の意見も。
「完全におまいう」
「このところは、これまで問題について大きく取り上げてこなかったマスコミの“忖度”や報道責任を問う声が多く上がっています。上沼さんも番組で“日本のマスコミが慌てた。みっともないちゃあ、みっともないですわ”と語りましたが、この発言に対して“お前が言うな”を意味する“おまいう”の声が寄せられているんです」(テレビ誌ライター)
SNS上では、
《自分も知ってて黙ってたのに、急に強気だな》
《マスコミ批判してるけど、立場は一緒じゃない?》
《今更言われてもね……》
《完全におまいう》
と、冷ややかな反応も。しかし、上沼の姿勢に対して業界からは理解の声が聞こえてくる。
「ネットユーザーたちが指摘する通り、今タレントがこの問題について意見を述べても“何を今更”と思ってしまう人が多いのは事実でしょう。ただ、当時の時点では噂として聞いていただけの話を無責任に公言してしまうと、名誉毀損に当たる可能性だってあった。ジャニーズが性加害を認めて謝罪した今だからこそ、事実として目を逸らさず向き合えるのは、自然なことだと思います」(芸能プロ関係者)
何事にも正面から鋭い意見を言い放つ上沼に、ネットユーザーもクギズケ!?