ジャニーズ事務所の新社長・東山紀之が創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて社名変更を決断し、10月2日にふたたび会見を開く予定であることが伝えられた。
「東山さん自らが新社名を発表する方向で最終調整しているといいます。前社長の藤島ジュリー景子氏の株式の取り扱いなどについても言及するようで、当初は会見ではなく文書で新体制の説明を行う予定だったものの、スポンサー離れや世論からの風当たりを鑑みて、会見を開くことに。当日は、ジャニーズアイランド社長を務める元V6の井ノ原快彦さんも登壇するようです」(スポーツ紙記者)
ジャニー氏の“自宅”が売りに
9月7日の会見では、社名変更について明言を避けていた東山。気になる新社名は2日の発表までに決める方向だというが、ネット上では『関ジャニ∞』『ジャニーズWEST』『ジャニーズJr.』など、「ジャニーズ」の名前を冠したユニットや、ひいては関連会社についても今後どのような体制になっていくのか、疑問の声が寄せられている。
前回の会見では、4時間以上にわたって取材陣の質問に応じた東山と井ノ原。2日の会見にも再び注目が集まるが、一方SNS上ではジャニー氏に関するある情報が話題となっているという。
「実は今、“ジャニー氏が生前に住んでいた都内の自宅が売りに出されている”という情報が出回っているんです。その価格は、なんと15億円。都心に位置する高級マンションの最上階にあるペントハウスで、ジャニー氏が購入した際は約7億円ほどだったそうですが、亡くなられた2019年の時点で約10億円に高騰しており、現在はさらに跳ね上がっているといいます」(芸能ライター)
まさに“豪邸”だが、その物件にジャニー氏が住んでいたことが公になってしまっているのはなぜか。背景には、1つの“事件”の存在が。
「2011年8月、ジャニー氏の自宅に男が立てこもる事件が発生したんです。容疑者は、帰宅したジャニー氏を待ち伏せして、彼がマンションのオートロックを開けた際に一緒に通過すると、鍵の閉まっていなかった自宅の部屋に強引に侵入し、内側から鍵をかけて約30分にわたって立てこもりました。外に閉め出されたジャニー氏にケガはなく、容疑者は駆けつけた警察官によって住居侵入の罪で現行犯逮捕されましたが、この事件がきっかけでジャニー氏の自宅は一部の間で知られることになりました」(全国紙社会部記者)
「生々しい」の声
そんな“いわくつき”でもある物件には、こんなエピソードも。
「ジャニー氏はマンション最上階の物件を2部屋購入していて、うち1部屋がジャニー氏の自宅、もう1部屋はかつて“合宿所”のように使用されていたといいます。“スペオキ”と言われるジャニー氏のお気に入りメンバーはその部屋で暮らすこともあったほか、もちろんジャニー氏の自宅に出入りすることも頻繁にあったそう」(前出・芸能ライター)
このような話もあってか、15億円の豪邸が売りに出されているという情報に対してネット上では《誰が買えるんだよこんな物件》と、単にその値段に驚く声に加えて、
《性加害のこと考えると生々しいな…》
《買えたとしても、風呂や寝室見る度に生々しい想像しちゃって無理》
など、物件の“過去”について言及する人も。また中には、
《15億円でメンバーが入った風呂に入れるってことですか》
《15億用意できるジャニオタいる?》
と、ファンにとっては“プレミア物件”であるかのようなコメントも寄せられている。
「間取りや詳細な条件まで記載された物件販売の情報が出回っているのは確かですが、現在ネット上の不動産仲介サイトで一般向けにこの物件の情報が掲載されているわけではありません。おそらく、限られた一部の層に向けて公開された情報でしょう。値段的に考えても一般の方がなかなか手を出せるものではありませんし、ファンの間で取り合いに、なんてことは考えづらいですね」(不動産関係者)
創業者が残した“負の遺産”をめぐって窮地に立たされているジャニーズ事務所。遺された家もまた、桁違いなスケールだった――。