三宅健、平野紫耀と神宮寺勇太にIMP.も合流(TOBE公式YouTubeより)

 滝沢秀明氏の事務所『TOBE』から、初のCDリリースが発表された。

「現在はIMP.(アイエムピー)として活動している元ジャニーズJr.のグループIMPACTorsが、11月8日に『CRUISIN'/IMP.』をリリースします。自社レーベル『TOBE MUSIC』からのリリースで、販売もTOBEオフィシャルストアのみでの取り扱いです」(スポーツ紙記者)

 すでに配信リリースしている2曲をCDシングル化し、発売される3形態のCDには、それぞれ異なるカップリングの新曲が収録されるという。

 長い下積みを経て、満を持してのCDリリースに、ファンからは祝福が寄せられている一方、こんな声も。

《キンプリの発売日と合わせてくるなんてね~~~》

《IMPとキンプリの発売日ぶつけてくるタッキー性格悪いな》

《タッキーわざとだよね? 素直に喜べない…》

《キンプリの勢い衰えないからIMPのシングル発売日被せてきたの?》

 King & Prince(以下、キンプリ)と、まさかの“発売日カブり”となっていたのだ。

「キンプリのニューシングル『愛し生きること / MAGIC WORD』も11月8日に発売されます。ただ、IMP.のCDは全国のCDショップでの流通はなく、今のところ自社サイトのみでの取り扱いですから、オリコンランキングの集計対象外です。売り上げよりも、ファンの“CDとして形に残したい”というニーズに応えたリリースなのでしょう」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

表立った“バトル”には発展しない可能性

『TOBE』は今のところネット展開を中心とした活動が多いこともあり、表立った“バトル”にはならないだろうと推察する。

「しかし、現状『TOBE』で活動しているのは元ジャニーズのタレントだけ。さらに、元キンプリの平野紫耀さんと神宮寺勇太さんもいますから、キンプリやジャニーズのファンから反感を買ってしまうのは、ある程度仕方のないことでしょう」

 こうした“発売日カブり”での混乱は、これまでジャニーズ以外でも発生している。

「2021年にINI(アイエヌアイ)とBE:FIRSTが、同じ11月3日にデビューしたのです。同年9月にINIが先にデビュー日を発表しており、BE:FIRSTが10月末に発表したことから、BE:FIRSTのプロデューサーであるSKY-HIさんに、“わざと被せたのではないか”と、一部のファンから批判が集まりました」(音楽ライター、以下同)

 しかし、それぞれのファンが団結し、2組のデビューは華々しいものとなった。

「INIのファンはCDの購入に注力し、見事オリコンランキング1位を獲得。BE:FIRSTのファンは、配信や動画の再生数を増やすことなどに力を入れて、ビルボートチャートで1位となりました。また、2022年5月にはBE:FIRSTの冠番組で共演し、お互いのデビュー曲を“交換”して披露するなど、双方の“円満”な関係がアピールされました」

 もちろん、キンプリとIMP.の“発売日カブり”に集まったのは、批判の声ばかりではない。

《複雑だけどオタクなんて楽しんだ者勝ちだ》

《選べないからどっちも買うかな》

《仲良く、どちらもテレビでハッピーにとりあげられてほしいなぁ》

 結果的に、どちらのファンも増えるかも?

 

King&Prince14枚目のシングル『愛し生きること』MVのラスト(公式YouTubeより)

 

King&Prince14枚目のシングル『愛し生きること』MVのラスト(公式YouTubeより)

 

渋谷駅地下通路に展示されたKing&Prince『なにもの』巨大広告にファンが殺到

 

渋谷駅地下通路に展示されたKing&Prince『なにもの』巨大広告と記念撮影をするファン

 

渋谷駅地下通路に展示されたKing&Prince『なにもの』巨大広告の1枚

 

渋谷駅地下通路に展示されたKing&Prince『なにもの』巨大広告と記念撮影をするファン

 

高橋海人

 

永瀬廉