滝沢秀明氏の事務所『TOBE』から、初のCDリリースが発表された。
「現在はIMP.(アイエムピー)として活動している元ジャニーズJr.のグループIMPACTorsが、11月8日に『CRUISIN'/IMP.』をリリースします。自社レーベル『TOBE MUSIC』からのリリースで、販売もTOBEオフィシャルストアのみでの取り扱いです」(スポーツ紙記者)
すでに配信リリースしている2曲をCDシングル化し、発売される3形態のCDには、それぞれ異なるカップリングの新曲が収録されるという。
長い下積みを経て、満を持してのCDリリースに、ファンからは祝福が寄せられている一方、こんな声も。
《キンプリの発売日と合わせてくるなんてね~~~》
《IMPとキンプリの発売日ぶつけてくるタッキー性格悪いな》
《タッキーわざとだよね? 素直に喜べない…》
《キンプリの勢い衰えないからIMPのシングル発売日被せてきたの?》
King & Prince(以下、キンプリ)と、まさかの“発売日カブり”となっていたのだ。
「キンプリのニューシングル『愛し生きること / MAGIC WORD』も11月8日に発売されます。ただ、IMP.のCDは全国のCDショップでの流通はなく、今のところ自社サイトのみでの取り扱いですから、オリコンランキングの集計対象外です。売り上げよりも、ファンの“CDとして形に残したい”というニーズに応えたリリースなのでしょう」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
表立った“バトル”には発展しない可能性
『TOBE』は今のところネット展開を中心とした活動が多いこともあり、表立った“バトル”にはならないだろうと推察する。
「しかし、現状『TOBE』で活動しているのは元ジャニーズのタレントだけ。さらに、元キンプリの平野紫耀さんと神宮寺勇太さんもいますから、キンプリやジャニーズのファンから反感を買ってしまうのは、ある程度仕方のないことでしょう」
こうした“発売日カブり”での混乱は、これまでジャニーズ以外でも発生している。
「2021年にINI(アイエヌアイ)とBE:FIRSTが、同じ11月3日にデビューしたのです。同年9月にINIが先にデビュー日を発表しており、BE:FIRSTが10月末に発表したことから、BE:FIRSTのプロデューサーであるSKY-HIさんに、“わざと被せたのではないか”と、一部のファンから批判が集まりました」(音楽ライター、以下同)
しかし、それぞれのファンが団結し、2組のデビューは華々しいものとなった。
「INIのファンはCDの購入に注力し、見事オリコンランキング1位を獲得。BE:FIRSTのファンは、配信や動画の再生数を増やすことなどに力を入れて、ビルボートチャートで1位となりました。また、2022年5月にはBE:FIRSTの冠番組で共演し、お互いのデビュー曲を“交換”して披露するなど、双方の“円満”な関係がアピールされました」
もちろん、キンプリとIMP.の“発売日カブり”に集まったのは、批判の声ばかりではない。
《複雑だけどオタクなんて楽しんだ者勝ちだ》
《選べないからどっちも買うかな》
《仲良く、どちらもテレビでハッピーにとりあげられてほしいなぁ》
結果的に、どちらのファンも増えるかも?