Sexy Zoneが10月5日、ファンクラブサイトでグループ名を変更する方針を発表。その後、メンバーの中島健人は自身のインスタグラムで《やっぱりね、海外でも驚かれるのよ。セクシーゾーンって》などと説明した。
創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を正式に認め、謝罪したジャニーズ事務所は、10月17日付で社名を『SMILE-UP.』に変更すると発表している。また、同事務所のアイドルグループ・関ジャニ∞、ジャニーズWESTもグループ名変更の意向を示していたが、“ジャニー”が入っていないSexy Zoneも改名を決めた。
「改名のチャンス」
「Sexy Zoneは以前からグループ名について話し合っていたそうで、ジャニー氏の問題が海外メディアにも注目されるようになったこのタイミングで決断したようです。ネット上のファンからは、慣れ親しんだグループ名が変わることに《さみしい》という声もありますが、《セクゾの改名、前向き改名で応援できる》《海外に住んでるファンはマジで安易にセクゾってグループが好きなんだ〜って言えなかったのよ、名前のせいで》《名前に邪魔されずに活躍の場を広げてほしい》など、ポジティブな反応も多いです」(芸能ライター)
そんな中、ほかにもグループ名変更の可能性がささやかれたり、むしろ《変えたほうがいい》と指摘されたりする形で名前が挙がっているグループも。
Hey! Say! JUMPは一見すると問題のなさそうなグループ名だが、実は“JUMP”の部分は“Johnny's Ultra Music Power”という意味。当然、ファンはそのことを把握しているため、《もしかしてHey! Say! JUMPも改名する?》《改名を迫られるかも》などとザワついている。
「Hey!Say!JUMPに関しては、“もう平成ではないのに……”といった意見もあり、逆に《改名のチャンス》と捉えるファンも。一方、同じような理由でジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsにも改名説が浮上中。“Jets”の部分に“Johnny's entertainment team”という意味があり、まだデビューを控えているグループだからこそ《間違いなく変更しなきゃダメだよね》と言われています」(スポーツ紙記者)
ベテラン組にも“改名”の可能性
同じくジャニーズJr.内ユニット・美 少年にも《変えてもらえ》《変えてあげてほしい》といった声が寄せられている。
「ジャニー氏が未成年タレントらに性加害を行っていたことから、かつて同氏が企画・構成・総合演出を担当した舞台『少年たち』シリーズの“ほぼ裸”に見える伝統演目・桶ダンスが物議を醸したり、若手ジャニーズがメインで出演するNHK BSプレミアムの音楽バラエティー『ザ少年倶楽部』の“打ち切り”説が報じられたりもしています。これらに“少年”というキーワードが含まれている点も、今となってはネガティブな印象でしかありませんし、そうなると美 少年もデビュー前に改名したほうがよさそうです」(同・スポーツ紙記者)
なお、ジャニーズJr.内には少年忍者というユニットも存在し、やはり《改名したほうがいい気がする》と言われているほか、“少年”ではないが“kids”を含むGo!Go!kidsや、来月デビュー2周年を迎えるなにわ男子も“男子”が争点となっている。
一方、メンバーのイニシャルが並ぶKis-My-Ft2は、“米タップダンサーのグレゴリー・ハインズが、尊敬する米歌手のサミー・デイヴィスJr.の靴にキスをした”という逸話から“尊敬されるグループになってほしい”との願いが込められている……とされているが、一部ネット上では《キスマイも変えたほうがいいと思う》《「おれの足にキスをしろ」って意味かと思ってた》とも言われている。
さらに、ジャニーズのベテラン組にも改名の可能性がありそうだとか。
「《海外の人から驚かれるような名前》《kinkyに聞こえるんだろうね》といった声があるKinKi Kidsです。“Kids”はさておき、“近畿”地方出身の堂本光一さん、堂本剛さんのユニットだから“KinKi”なのですが、これが英語の“kinky”に聞こえると、意味は“変態”になってしまいます。《KinKiは近畿だから改名しなくていい》という意見もあるものの、たとえば大阪の近畿大学は2016年に“グローバル化への取り組み”として英文名称を『KINKI UNIVERSITY』から『KINDAI UNIVERSITY』に変更しています。光一さんと剛さんがもう国外での活動を視野に入れていないとしても、事務所が海外の注目を集めている今、改名を推奨する書き込みもみられます」(前出・ライター)
事務所が生まれ変わっていこうとしているタイミングで、所属グループも改名などさまざまな変化が続くかもしれない――。