バレーボール男子日本代表の西田有志選手(西田のインスタグラムより)

 連日、盛り上がりを見せている『ワールドカップバレー2023』。2024年開催のパリ五輪出場権をかけ、9月30日から男子の大会がスタートしている。そんな中、日本代表の“エース”である西田有志のSNS投稿をめぐり、「絶対に今じゃない」「空気読んで」などと批判が相次いでいる。

衝撃的な敗北の翌日にラブラブ投稿

 西田は10月2日までに、自身のインスタグラムを更新。バレーボール専門メディア「Volleyball World」のインスタに投稿された、妻でありバレー日本女子代表・古賀紗理那とのツーショット写真を公開した。

「2人は2022年12月31日に電撃結婚し、バレーボール界の“ビッグカップル”として、世界中のメディアから注目されてきました。今回投稿されたツーショットは、2人で笑顔を浮かべる仲睦まじい1枚で、ネット上には『理想の夫婦!』『素敵なツーショットありがとうございます!』『本当に仲がいいことが伝わる。ラブラブでいいな〜』といった好意的な声が飛んでいます一方、バレーファンからは批判的な声も。なぜなら、この投稿の前日、日本男子チームは衝撃的な負け方をしていたのです」(スポーツ紙記者)

 10月1日、FIVB世界ランキング5位(9月15日現在、以下同)の日本は、19位のエジプトと対戦。第1、第2セットは日本が圧倒的な強さを見せ快勝したものの、3セット目は逆転されてしまった。

「浮ついたことしてるから……」

「その後、第4セットも接戦の末にエジプトに取られ、フルセットまでもつれることに。結果的に、日本はセットカウント2-3で格下のエジプトに敗北しました。この翌日に、西田さんと古賀さんの“ラブラブツーショット”が投稿されたというわけです。そのため、ネット上のバレーファンからは『絶対に今じゃないでしょ、その写真』『エジブトに逆転負けして落ち込んでるかと思いきや、何も考えてないらしい』『私が見たいのはラブラブ夫婦じゃなくて、日本が勝つ姿だけです』などと、厳しい声が飛んでいます」(前出・スポーツ紙記者)

 なお、女子の大会はすでに終了しており、日本は今大会での五輪の切符は逃している。一方、古賀は西田を応援するため会場にたびたび姿を見せており、西田のユニフォームを着用して声援を送る様子は、スポーツ系メディア等で「ラブラブ」「ロマンチック」などと取り上げられているが……。

男子バレーボール日本代表の高橋藍(本人インスタグラムより)

「こうした形で2人に注目が集まることを、良く思わないバレーファンも多いです。ネット上には『浮ついたことしてるから負けるんだろ』『古賀さんも空気読んで。あなたも選手なら、どんな影響が出るかわかるでしょ?』『試合内容が良ければ誰も何も言わない。まずは勝たないと』などとバッシングされています。なお、日本男子は10月3日のチュニジア戦、5日のトルコ戦をストレート勝利。この勢いが続けば、2人に対する厳しい声も多少は和らぐのではないでしょうか」(バレーボール専門誌ライター)

 ただし、ここで五輪の切符を逃したら、バレーファンの不満は爆発するだろう。“ラブラブ夫婦”でいるためにも、西田には全力で試合に臨んでほしいものだ。

 

バレーボール日本代表の西田有志と古賀紗理那(『VolleyballWorld』インスタグラムより)

 

男子バレーボール日本代表の石川祐希(本人インスタグラムより)

 

男子バレーボール日本代表の高橋慶帆(本人インスタグラムより)