日本人メジャーリーガーとして初のホームラン王に輝いた大谷翔平。右肘や脇腹のケガでシーズン終盤は欠場したものの、3月のWBCから長らく“大谷フィーバー”が続いている。
「メジャーリーグでホームラン王のタイトルを獲得するのは日本だけでなく、アジア出身の選手としても初めてです。投手としても10勝という好成績を残しており、日本時間11月17日に発表されるMVPの受賞も有力視されています。今回も獲得すれば、大谷選手にとっては満票で選出された'21年以来、2度目。満票で2回目の受賞となれば、メジャーリーグ史上初の快挙となります」(スポーツ紙記者)
大谷グッズの“聖地”
エンゼルスはプレーオフに進めず、大谷はすでにオフシーズンに入っているが、今後の去就が注目されるなど、話題が尽きることはない。
そんな大谷の“MVP”なグッズが置かれ、聖地化しているスポットを発見!
1つ目は大谷の地元、岩手・奥州市にある美容室『hair&spa Seems』。店に入ると数多くの大谷グッズが出迎えてくれる。私設ファンクラブの代表をしている同店オーナーの菅野広宣さんに話を聞いた。
「奥州市出身のプロ野球選手ということで、成功してほしいと応援しようと思ったのが、グッズ集めを始めたきっかけです。直筆のサインボールでは、エンゼルス入団直後のもの、MVPやオールスターに選ばれた際の記念のものなどがあり、サイン入りバットやユニフォーム、花巻東高校の先輩である菊池雄星選手と対戦した試合で実際に使用されたボールなどもあります」
アメリカ現地のショップから購入したという貴重なグッズが所狭しと並べられているが、トータルでかかった金額はいかほど?
「数百万円は使ったと思います。ただ、今ではプレミアがついているものや値段がつけられないものもあります。価値としては購入したときの5倍くらいの値段になっているのかな。日本全国から“グッズが見たい”と来られる方も多く、特にWBCが終わってからは聖地巡礼する方が非常に増えました」(菅野さん)
サイン入りのお宝グッズ
2つ目は東京・銀座の一等地にあるカフェ&バー『F』(仮名)。知る人ぞ知る貴重な“大谷グッズ”が置いてあるお店だという。
「昼はカフェ、夜はバーとして営業しているお店。大谷選手のグッズをウリにしているわけではないですが、この店のオーナーが大谷選手のエージェントと知り合いのようで、いろいろなグッズが飾られています」(常連客、以下同)
どんなグッズがあるのか。
「直筆サイン入りのユニフォームやボール、写真などが飾ってありました。写真には大谷選手のメジャーリーグデビュー戦が行われた'18年3月29日の日付が直筆で書かれており、価値としてはかなりのものです」
ファンにとってはたまらないプライスレスな聖地だろう。