バスケットボールにラグビー、バレーボールにサッカーと日本中がスポーツに沸いた今秋。かつてスポーツの日には各イベントに引っ張りだこだった“あの人”の姿が見られることはなかった。
泥沼離婚でクリーンなイメージとかけ離れてしまった卓球の五輪メダリスト・福原愛のことだ。“泣き虫愛ちゃん”と呼ばれて温かく見守られていた時代とは一転、すっかり毒母のイメージがついてしまった彼女。目立った活動は青森大学の客員准教授のみ。その准教授の地位すら危ういという。
福原の講義は1回だけ、大学が認めて
「福原さんは'21年に母校の青森山田中・高の系列にあたる青森大の客員准教授に就任したのですが、同年7月に離婚してからは既婚男性とデートする様子などが報じられ、“学生を教育する人物としてふさわしくない”などの声が上がりました。このまま一度も講義をせずに解雇になるのではと囁かれていました。就任から15か月たった今年6月、ようやく講義をしたのですがその後はまた雲隠れ状態が続いています」(スポーツ紙記者)
青森大学に通う学生は、福原客員准教授の印象をこう語る。
「自分は福原さんの講義を受けていないので教授というよりも大学OBとして見ています。その上でこれ以上、大学の名前を汚すようなことはしないでほしい」
と手厳しい。
青森大は元夫の江宏傑氏が長男の引き渡しを求める会見を8月に開いた際に、「詳しい事情を聞いてからでないと今後の見解を示せない」と言及していたが。あれから2か月、“穀潰し”状態の福原准教授にそろそろ答えを出してもいいのではないだろうか。そもそもこれまでの講義が1回きりというのは本当なのだろうか。
青森大学広報担当に話を聞くと─。
「福原さんの講義はこれまで一度だけというのは事実です」
と明かし、具体的な内容については、
「6月7日に開催され、履修生は320人。この講義は15コマありまして2単位。『じょっぱり経済学』という授業です。1年生を対象にした講義で、これまでの経験と卓球を中心としたお話をしてもらいました。スポーツ界に関心のある学生が多いので非常に好評でした。大学側としてはいい影響を学生に与えられたのでは、と」
頑固者の愛ちゃんは
“じょっぱり”とは、津軽弁で『意地っ張り』『頑固者』を意味する言葉。子どもに関する話し合いにも応じないというのは悪い意味でじょっぱりが強すぎるのではないだろうか。大学側はどう考えているのか。
「どのように配慮すべきものかは現時点ではお答えできません。不適切か、適切かについては、裁判結果なども踏まえた上で、何が正しいのか、間違えてはいけない問題なので確実に答えが判断できしだい対応していきたい」
今後の講義の予定はあるのだろうか。
「現在、調整中です。前回は1年生対象だったので、2~4年生、外部聴講なども含め、授業については調整中です」
とし、まだどちらとも言えない状態だという。
前出の青森大学の学生は、
「福原さんと元旦那さんの間に何があったとしても、姉弟が別々に暮らしているという点で福原さんを擁護しようがない。福原さんの言うように元夫にDVや虐待・モラハラがあったならなおのこと。なぜ長女を置いてこれたのか。どんなに立派なアスリートだとしても学びたいとは思えません」
と主張した。学生のまっすぐな叫びは“じょっぱり愛ちゃん”に届くのだろうか。