かつて交際を報じられたのは竹中直人だけだという美保純。ますます不思議

《この母親見ててざわざわする》《あまちゃんの美寿々さん役といい、この役者さん母親役やるには現役感がありすぎるな》

 女優・美保純についてのSNS投稿の一部だ。『silent』スタッフが再集結したドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)に出演中の彼女。松下洸平演じる椿のちょっと変わった(?)母親役を演じている。

「ちょっとワルかった」過去

 9月までは『あまちゃん』('13年NHK)の再放送もBSプレミアムで放送されていたことから、目にする機会が多かったようで、今ひそかに注目を集めている。そんな彼女の経歴を振り返ってみると、

「静岡県に生まれた彼女は本人いわく“ちょっとワルかった”ようで、高校を中退。静岡市内のデパートに勤務したものの'80年に『ディスコ・クイーン・コンテスト』に出場し優勝するんです。その後上京し、当時の事務所社長にスカウトされ芸能界へ。デビュー作は『制服処女のいたみ』という日活ロマンポルノでした。'82年には『ピンクのカーテン』でブルーリボン新人賞を獲得。豊満な肉体に丸顔の童顔は男性を中心に人気を集め、'80年代にはCMにもよく起用され、美保さんが水着姿でお尻をフリフリして踊る『日清焼そばU.F.O.』シリーズや、女子高生の制服姿で“歯を大切に”と訴える『トライデント シュガーレスガム』シリーズなどで話題を集めていましたね」(男性誌編集者)

「特に目立ったブレイクはないのですが、出演作が途切れないんです。『あまちゃん』の美熟女・美寿々役もそうですが、映画『男はつらいよ』のタコ社長の娘役や『北の国から』(フジテレビ系)で人気キャラ・草太兄ちゃんこと岩城滉一さんの妻役など記憶に残る脇役が多い。変にイメチェンもせずに自然体でいることが、コンスタントに出続ける理由ではないでしょうか。それにしても不自然な整形をしている様子もないのに63歳であの現役感はすごい」(テレビウォッチャー)

周囲が困惑するほどの“奔放発言”

 還暦を過ぎたらおばあさん、という時代ではないものの、自然に年を重ねている様子は憧れる。若見えの秘訣はどこにあるのか。

美保純

「自由で自然、これに尽きると思いますよ。やりたくないことはやらない、という人で『あまちゃん』出演者が紅白歌合戦にゲスト出演することになった際も“半纏を着せられて踊るだけで3秒くらいしか映らないのに大みそかに待機したくないよ”と出演を断ったエピソードを自身が出演していた『5時に夢中!』(TOKYO MX)で話しています。ちなみに美保さん以外の海女役の女優さんは全員出演していました(笑)」(バラエティー番組ディレクター)

 自然体がすぎる上に、たびたび舌禍事故も起こしている。

「『5時に夢中!』では言いたい放題でしたね。同番組では話題のトピックについて出演者がコメントをするのですが、黒木瞳さんには“絶対お弁当作ってない感じがする”、斉藤由貴さんの不倫が報じられた際は彼女のパンツをかぶった不倫相手の写真を見て“えっ! (斉藤のパンツ)地味!”とちゃかし、大島優子が留学するニュースを報じられたときも“妊娠してくんのかな”などと自由すぎる発言が目立ちました。

 トークテーマで“あなたは職場でイチャイチャしたことはありますか?”の質問には“高岡早紀さんはいつもイチャイチャしていますね”と発言。周囲が焦っても本人はいたってあっけらかんとしていました。

 共演者だった中村うさぎさんに対しても、薬の副作用で太った彼女に対して“腹の肉がすごい”と笑いながらつまむなど失礼な行為をしていましたが、本人は悪びれる様子もなかったといいます」(番組関係者)

 自由で自然─。まねするには注意が必要だ。

若かりしころの美保純。童顔ながらセクシーさを併せ持ち、世の男性を虜にした

 

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2023年3月には金髪のウィッグ姿をブログに投稿した美保純(本人のブログより)