10月17日にジャニーズ事務所の社名が『SMILE-UP.』に変わり、1週間がたった。
「10月2日の会見で“ジャニーズとつくものはなくなる”と宣言していたとおり、関連会社の社名変更も、次々と発表されています」(スポーツ紙記者、以下同)
嵐やなにわ男子などが所属する『ジェイ・ストーム』もそのひとつだ。
「'01年11月に、嵐のプライベートレーベルとして設立しました。'24年1月1日からは“ジャニーズ”が由来の“ジェイ”を外して、『ストームレーベルズ』になります」
当初は嵐のためのレーベルとして設立された『ジェイ・ストーム』。'20年末でグループ活動を休止してからは、当然ながら嵐としてのリリースはない。
「嵐は、'99年11月3日にCDデビューを果たし、来年で25周年を迎えます。ほかのグループの例を見ると、そろそろ25周年に向けての動きがある可能性も高かったんです。例えば、来年でデビュー20周年となる関ジャニ∞は、9月に20周年の幕開けとなるライブを開催しています」(音楽業界関係者)
大野が携わる“宮古島ビジネス”
しかし、アニバーサリーイヤーを前に、不穏な空気が流れている。
「来年の秋に嵐のために押さえられていた東京ドームが、ほかのグループの公演に変更となったのです。これによって、嵐の25周年での“再始動”の可能性は限りなくゼロに近くなったといえるでしょう」(芸能プロ関係者、以下同)
多くのファンが再始動を心待ちにしているが、望みは薄いようだ。
「やはり、大野智さんが携わっているという、“宮古島ビジネス”が大きく影響しているのではないでしょうか」
嵐の活動休止後の大野は、かねて念願だった“自由な生活”を送っている。
「10月6日に行われた主演映画の舞台挨拶で、二宮和也さんが会場に向かう道中に偶然、大野さんと遭遇したことを明かしました。10月12日発売の『女性セブン』によると、その翌日に嵐の5人がジャニーズ事務所に集まり、2時間半にわたって今後についての話し合いが行われていたそうです」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
さらに、10月17日発売の『女性自身』は、大野の近影を報じた。
「愛犬を連れて都内を散歩している写真が大きく掲載されており、“嵐の大野くん”のイメージとはかけ離れたヒゲ面や日焼け肌に、驚きの声が広がりました」
現在は、東京と宮古島を行き来する生活を送っているという。
「実務面はすべて、A氏が担っている」
「移動する際は、東京と宮古島を往復する航空会社による定期便ではなく、個人で飛行機をチャーターして、宮古の離れ島にある空港に発着しているようです。大野くんが島に滞在しているときは、あまり目立たない場所で船釣りをして過ごしていますよ」(宮古島の住民)
宮古島でのビジネスは、'16年10月に立ち上げた会社の名義で行われている。
「テレビ番組制作会社の役員で、古くから大野さんと仲がいいA氏が代表取締役となり、釣り船やマリンスポーツの営業、ペンション経営などを目的とした会社を設立しています。もっとも、大野さんは“資金を出しているだけ”というのが実情で、実務的な面はすべて、A氏が担っていますが……」(大野の知人、以下同)
大野が出資しているのは、リゾートホテル計画だ。
「海に臨むおよそ1400坪で4000万円ほどの土地を会社名義で購入して、4つの建物を建設しています。現在は最後の1棟の工事中で、来年の3月に完成する予定です。4つの施設のうち2棟が宿泊用で、その宿泊費は数十万円になる予定だそうです」
今年2月にオープンした、俳優の中村昌也を店長とするバーにも携わっているといわれている。
10月中旬、週刊女性もこのバーを訪ねた。広い店内にはカウンターとテーブル席のほかに、個室のVIPルームが2つあり、にぎわっている。
深夜1時ごろ、そのVIPルームから出てきたのは、宮古島ビジネスの実務を行っているA氏だった。
─このバーは大野が出資している?
「ここのオーナーは私です。彼は関係ないですし、この店に来たこともありません」
─リゾートホテルの資金は?
「お金は自分で出しています。彼は絡んでいません」
─では、どこからそんな資金が?
「それは、いろいろと……」
大野はいっさい関わっておらず、バーには来てもいないと主張するなど、大野をかばっている様子のA氏。しかし、週刊女性は多くの目撃情報を確認している。
櫻井翔と相葉雅紀が自転車に乗って…
「大野くん自身も時折、店に顔を出していますよ。近隣にあるほかのバーにも、たまに飲みに行っているみたい。おかげで、このあたり全体がにぎわっています」(近隣のバーの常連客)
こうした一連のビジネスが報じられ始めたのは、'22年の夏だった。
「櫻井翔さんが、嵐25周年での再始動に向けて、メンバーとの交渉を始めたのも、ちょうど同じころでした」(前出・芸能プロ関係者)
時を同じくして、櫻井は宮古島にも訪れていた。
「昨年の夏、櫻井くんと相葉(雅紀)くんが自転車に乗って、大野くんが携わるホテルの近くに来ていたんです」(前出・宮古島の住民)
その目的はいったい……。
「櫻井さんは、キャスターとして“現地で取材をしたい”と、周囲に熱く話していたことも。大野さんのビジネスについても、嵐の再始動に向けてきちんと現状を把握しておくために“視察”に訪れていたのかもしれませんね」(前出・芸能プロ関係者、以下同)
それほど、再始動への思いが強かったのだろう。
「忙しい合間を縫って宮古島に足を運んでまで、櫻井さんは大野さんを説得しようとしたのでしょう。しかし、“島人”として自由な生活を謳歌している大野さんの心が動くことはなかったようです」
今の大野には“誰かの決めた自由はいらない”!?