10月31日のハロウィンに向けて、東京・渋谷区では“街に来ないで”と異例の呼びかけが行われ、話題になった。芸能界からもさまざまな意見が飛び交っていたが、モデルでタレントの益若つばさのコメントについて、ネット上では「無責任」だと批判が噴出している。
益若の“ハロウィン論”に賛否両論
毎年、ハロウィンが近くなると多くの仮装者が訪れていた東京・渋谷区。大きな盛り上がりを見せる一方、路上飲酒でのトラブルやゴミの放棄といった問題も多発していた。また、昨年は韓国・ソウルにてハロウィンのため街に集まった人々が将棋倒しになり、多数の死者を出す事態に。こうした背景から、長谷部健渋谷区長は「期間中は渋谷に来ないでほしい」と呼びかけを行っていた。
「こうした流れに対し、益若さんはハロウィン当日の31日にX(旧Twitter)で『せっかく世界的な楽しい文化になりそうだったのに』と残念がるコメントを投稿していました。続けて『ルールを破る人に合わせてまた世の中から文化や娯楽や経済効果が一つなくなっていくのか』と、“規制”という渋谷区の判断に苦言。
ネット上には、益若さんの意見に共感する声もありましたが、『そもそも、ハロウィンは日本発祥の文化じゃないだろ』『バカ騒ぎして街を荒らすだけのイベントなんて、世界的な文化にならなくていい』『私はこの時期、絶対渋谷に行きません。むしろ経済に悪影響では?』といった指摘や批判が噴出しています」(芸能ライター)
益若といえば、昨年もハロウィンにまつわる発言で物議を醸していた。自身のインスタグラムにホラー映画『チャイルド・プレイ』のキャラクター・チャッキーに仮装した姿を載せつつ、“仮装をしたいけど勇気がない人”へのエールとして、「派手なことしてると内面も派手とか中身が薄く見られる方が多いと思うけど、見た目の派手さ=内面とリンクしないと私は声を大にして言いたい…!」と綴っていた。
「適当なこと言わないで」強い逆風
「要するに、“周りの目を気にせずに仮装を楽しんでほしい”ということでしょう。この投稿に勇気をもらったネットユーザーもいたようですが、やはり今年と同じように『公共の場で騒ぐような人間をこれ以上増やすな』『渋谷に集まる人を見ると、“中身が薄い”と思うでしょ』といった批判も見受けられました」(前出・芸能ライター)
なお、益若は今年のハロウィンを大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)で過ごした模様。10月31日には、モデル仲間と共にスヌーピーの被り物を着用し、パーク内ではしゃぐ姿をインスタに投稿していた。
「USJではハロウィンイベントを行なっていましたし、益若さんがパーク内で楽しんでいてもなんの問題もないはずですが、『せっかく世界的な楽しい文化になりそうだったのに』という投稿が批判を浴びたからか、世間の風当たりは強いようです。
ネット上には『自分が騒ぎたいからハロウィンを正当化したいんだね。無責任な意見を広めないでほしい』『渋谷で働いてる訳でもないくせに、毎年適当なこと言わないで』など、厳しい意見も寄せられています」(スポーツ紙記者)
自ら楽しみ、ハロウィンという “文化”を守りたい様子の益若。来年はどんな姿が見られるだろうか。