11月4日から、プロフィギュアスケーターの羽生結弦による単独公演の第3弾『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR』がスタートする。
「誇張モノマネかと思ったら本人だった」
羽生がどんな物語を紡ぐのか、ファンが期待を膨らませる中、食の面からサポートする『AJINOMOTO×SPORTS』が10月30日、公式X(旧ツイッター)に、とある動画を投稿した。
「音楽に合わせて、動画上の羽生さんが《名前》や《誕生日》といった項目のテロップを指し示すと、その答えが表示されるという、数年前からTikTokを中心に流行している自己紹介動画です。
星空のアニメーションを背景に、羽生さんはキレキレのダンスでポーズをとり、ときおり不敵な笑みを浮かべながら《名前》《誕生日》《出身地》などを明かしていきます」(スポーツ紙記者、以下同)
動画は100万インプレッションを超え、羽生ファンは
《カッコイイ~!》
《羽生さんの魅力が弾けてますね!》
とコメントを寄せた。他方で、動画はファン以外にも拡散されて……。
「SNSで話題になっている情報をまとめているアカウントが、羽生さんの動画を転載して、《期待を裏切らない羽生結弦さん》と投稿したのです。その投稿は、元動画を大きく上回る800万インプレッションを超えています」
投稿に対して、
《羽生結弦だから、どうにかギリッギリ許されてるところある》
《共感性羞恥のかたまり》
《誇張モノマネかと思ったら本人だった》
《ちょっと蛙化、起きちゃうかも》
といった声もあがっていた。羽生のショート動画といえば、2023年9月末まで契約を結んでいたANAのTikTokも大きな注目を集めた。
「8月ごろから、BTSの『Dynamite』やAdoさんの『阿修羅ちゃん』などを、パイロットの制服姿の羽生さんが踊っている動画が複数、投稿されています。多いものだと1800万回以上再生されている大人気コンテンツです」(スポーツライター、以下同)
これらの動画にも、歓喜の声をあげるファンと、一方で《蛙化ダンス》《どこで止めてもオモロイ》といった視聴者が共存している。
「今年のハロウィンには、羽生さんの動画を真似する人も現れました。ファン以外の人々には “ネタ化”しているようですが、これまでフィギュアスケート選手として世界で活躍して、ある意味で“神格化”された羽生さんが、ファン以外にも親しみやすい存在として認知されるようになったのでしょう。ネット上で“イジられる”ことで、新たなファン層を開拓できるかもしれませんね」
新たな物語が始まる?