2005年にモデルで芸能界デビューを果たし、女優として大活躍している北乃きい(32)。『14歳の母』(日本テレビ系)や『ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜』(フジテレビ系)など数々のドラマや映画に出演し、その演技力の高さが注目を浴びた。
北乃きいのビジュアルの変化
2018年以降はメディア露出が一旦減少。一度、舞台女優へシフトするも、今年は再びドラマや映画への出演に力を入れている。4月期ドラマ『勝利の法廷式』(日本テレビ系)や『育休刑事』(NHK)、話題のNetflix作品『御手洗家、炎上する』にメインキャストとして出演。今月3日には主演を務める映画『おしょりん』が公開されている。
変わらず演技力が評価される一方、その都度SNSで話題になるのは、彼女のビジュアルへの指摘だ。
5月2日、北乃が『勝利の法廷式』の志田未来演じる主人公の友人役を熱演するシーンが放送されると、
「顔変わりすぎて別人」
「こんな顔だったっけ?」
「昔と比べてふっくらした気がする」
SNSには戸惑いのコメントが多くあがった。その後、彼女がメディアに出演するたびに、ビジュアルにまつわるコメントが絶えない。
ここ最近も最新作『おしょりん』のPRのため、バラエティ番組などに出演する機会が増えていて、やはりSNSは盛り上がっている。
「また感じ変わった?」
例えば、11月4日、映画の番宣で宮川大輔が日本中を飛び回る番組『満天☆青空レストラン』(日本テレビ系)にゲスト出演した北乃。鹿児島県肝付町辺塚集落でしか栽培されない超希少な果物“辺塚だいだい”を紹介する内容だった。
放送後、番組公式ホームぺ―ジや北乃のインスタグラムで写真が公開されると、
「きいちゃん、いくつだっけ?って思う位若々しくて可愛かった」
「昔は痩せすぎてたから、健康的な感じになってむしろ良かったと思うよ」
などの声があがる一方、
「ネットでいろいろ言われてる北乃きい、青空レストランで見たけど、『勝利の法廷式』のときと比べても、さらに顔の感じ変わったよね」
「志田未来のドラマの時はまだ面影あったけど、もはや、北乃きいと言われないとわからんレベル。何があったんだ!?」
「え、メイクが濃いせいなのかな?」
やはり「ビジュアルが変わった」という指摘が数多く見られた。
北乃きいが吐露したコンプレックス
そんな北乃は以前自身の容姿におけるコンプレックスを吐露したことがある。それは、2012年4月12日に行われたドラマ『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)の制作発表会見でのこと。
「『クレオパトラな女たち』は、美容外科医と“美”を求め彷徨う女性たちを描くヒューマンコメディ。北乃きいさんは、リストカットをしてしまうほど自身の容姿に悩み整形手術をする看護師の役を演じていました。
作品中でも美容整形の賛否を問う内容が含まれていて、北乃さんは会見で、『どちらでもない。私も自分の顔は好きじゃないし、鼻も変だし耳もちっちゃい。色々コンプレックスはあります』と話し、自身のコンプレックスを告白していました」(芸能ライター)
2017年7月には大ヒット映画『銀魂』の番外編として制作されたオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」(dTV)のミツバ役を演じた際、“キャラに合ってない”と批判されたことも。
「ミツバ篇は原作ファンに人気の感動エピソードですが、ミツバは原作では肺の病気で亡くなってしまう、病弱でやせ細ったキャラクター。2017年時点では容姿について触れられることは少なかったのですが、本作出演時に『全然病弱な感じが出てない』『キャスティング間違ってる』『もっと役作りちゃんとしてほしい』と批判の声が上がった」(同・芸能ライター)
その後、前述した通り、2018年からメディア露出が激減。そんな中、北乃は今年テレビドラマや映画の現場に再び戻ってきたわけで、苦い経験を生かしてビジュアルも含む徹底した役作りを心がけているのだろう。それがネットで毎度「また感じ変わった?」の声があがってしまう理由なのかもしれない。
真相は本人のみぞ知るが、北乃きいがメディアに出るたびにネットで話題になっているのは事実。主演映画『おしょりん』のヒットの後押しになればよいのだが――。