向井理が主演を務めているドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)。物語も終盤に突入する中、視聴率は下降ぎみだ。
「第1話では6・1%だった平均世帯視聴率が、第7話では3・8%となりました。しかし、『TVer』のお気に入り登録数は72・8万(11月10日時点)と健闘中。フジテレビ系の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』などの、今期注目のドラマと競っています」(テレビ誌ライター、以下同)
『三国志』に登場する天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生したことから、物語が始まる。
「上白石萌歌さんが演じる女性の歌声に心を打たれ、歌手になるという彼女の夢を叶えるべく、“軍師”として策略を練って成功に導く音楽青春コメディーです。向井さんの衣装は、帽子を含めると2メートル以上。肩パッドを4枚使用するなど、物理的に大きく見せる工夫がなされているそうです」
現在、向井は主演舞台『リムジン』の公演真っ最中。それもあり、夏ごろにはすべての撮影を終えている。
その現場では、向井を中心に明るい雰囲気がつくられていたという。
「向井さんは、それぞれがアイデアを出しやすくなるように、コミュニケーションをとることを大切にしているそう。上白石さんとは初共演ですが、おすすめのDVDの貸し借りをするなど、すっかり打ち解けています。孔明がバーカウンターに立つシーンの空き時間には、バーテンダーの経験を持つ向井さんが、上白石さんにカクテルの作り方を教えてあげていましたよ」(制作会社関係者、以下同)
フェスさながらの打ち上げ
キャストやスタッフを喜ばせる“パリピ”な演出も。
「夏に撮影が行われたこともあって、ケータリングや差し入れが“お祭りの出店風”に並べられたのです。フジテレビの社長からの大量のパンや、夏らしくスイカなどもありました。もちろん、向井さんもいろいろと差し入れをしてくださいました。猛暑が続く中での撮影を乗り越えられたのは、こういうちょっとした気配りがあったからかも」
音楽が題材となっており、豪華アーティストも出演している本作。向井は、『マイナビニュース』のインタビューで、
《出演者で打ち上げやっただけでそのままフェスになるんじゃないかってくらい豪華ですよね(笑)》
と、話していたが……。
「放送開始前ではありましたが、撮影がすべて終了した後、都内のエスニックレストランでキャストやスタッフたちが集まり、ドラマの打ち上げが行われました。まさにフェスさながらで、上白石さんは劇中歌を歌って、関口メンディーさんはキレキレのダンスを披露してくれました」
撮影そのままのチームワークで、大盛り上がりしたそう。
「これだけ一体感のあるチームが築けたのは、向井さんの積極的なコミュニケーションや差し入れなどのおかげ。全員の士気を高めるその策略家ぶりは、まさしく“リアル孔明”ですね」
どんな現場も成功に導く!?