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11月7日に『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)から、同月20日付で退所することを発表した生田斗真。9日には自身のインスタグラムを更新し、寄せられた応援メッセージへの感謝をつづった。
退所は“既定路線”
「別の芸能事務所に移籍するわけではなく、独立してフリーランスの俳優として活動すると明言しています。SMILE-UP.は、新会社の設立を進めるうえで所属タレントへの説明や話し合いを行っている最中ですが、生田さんは新会社とは新たな契約を結ばないことにしたようです」(スポーツ紙記者、以下同)
'96年に11歳で入所し、嵐や関ジャニ∞といった同年代のメンバーと切磋琢磨してきた。そんな生田が、性加害問題で揺れる事務所を退所することは、既定路線と見られていたという。
「ほかの所属タレントとは異なり、生田さんはアイドルグループとしてデビューすることはなく、俳優としてのキャリアを築いてきました。生田さんより前に退所を発表した岡田准一さんや二宮和也さんも、今や俳優としての活動がメイン。役者としての地位を確立しているので、アイドル事務所の後ろ盾を必要としておらず、退所発表にファンから驚きの声は少なかったという印象です」
母親が設立した会社の代表取締役に
人気俳優にとっては、所属し続けることや新会社と契約を結ぶデメリットのほうが大きかったとも。
「性加害問題を受けて、スポンサーが一斉に手を引きました。生田さんが出演していたCMも打ち切りかと心配されましたが、本人と直接契約する形に切り替えたことで難を逃れたんです。企業からの厳しい目線はいまだ変わっていませんから、事務所の名前によってこれまで築き上げてきた活動に支障が出ることを避けたいという意図もあったかもしれませんね」
とはいえ、27年間所属した事務所を飛び出すという決断はさぞ難しかっただろう……と思いきや、どうやら早い段階から動き出していたようで。
「生田さんは、10月7日付で母親が設立した会社の代表取締役に就任しています。会社自体は'20年に設立され、その半年後には、不動産売買や資産管理といった会社の事業内容のほかに“タレントのマネジメント業務”を追加しました。しばらくは母親が代表取締役を担っていましたが、このタイミングで生田さんも代表取締役に加わったようです」(芸能プロ関係者、以下同)
芸能人が、資産管理のために個人会社を設立することはよくある話だが、
「代表取締役に就任したのは、性加害問題について2度目の事務所会見が行われた5日後。事務所と今後の契約について話し合う前から、生田さんは独立を決意していたのかもしれません」
母親と二人三脚で、生田の俳優人生第2章が、始まる。