11月10日に放送されたNHKのトーク番組『あさイチ』に、大河ドラマ『どうする家康』で主演中の嵐・松本潤が登場。撮影はすでにクランクアップを迎え、12月17日放送回がラストなることも発表されている同ドラマ。11月12日放送の最新話は世帯平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、これまでの43話を通しての平均は11.1%となっている。
歴代大河ドラマのうち、全話平均視聴率ワースト1位は2019年放送の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(中村勘九郎と阿部サダヲのダブル主演)の8.2%で、次点は同率12%を刻んだ2012年の『平清盛』(松山ケンイチ主演)と2015年の『花燃ゆ』(井上真央主演)。現状、松本の『どうする家康』が新たにワースト2となる可能性が高い。
「視聴率悪いのに偉そう」
そんな松本が出演した『あさイチ』に、『どうする家康』で共演中の俳優・山田裕貴からVTRメッセージが届けられた。山田は、酔った松本から「おまえは絶対に大河の主演をいつかやるから、俺はそのときにしかもう(大河には)出ない」と言ってもらえて嬉しかった、というエピソードを明かしたのだが、ネット上には、
《松潤、何様よ》
《視聴率悪いのに偉そう》
《松潤って、そんな事を言えちゃうほど大物だったのか》
《オファーたくさんされる気満々かな?》
《山田くん主演になったら俺にオファーしろよってこと?w》
との声が寄せられてしまった。
松本が感じていた「プレッシャー」
また、松本は10月22日に『文春オンライン』で、Snow Man・宮舘涼太について「まだ大河に出る器じゃない」と判断し、『どうする家康』への出演を拒否していた……などと報じられていた。
この件は、宮舘自身が10月27日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ『すの日常』内で《最近皆さんにご心配をおかけしている件について》《事実ではありません》と暗に否定していたが、このことを知らないとみられるネットユーザーは《「大河の器じゃない」とか「いつか大河やる」とかウゼーな》と、松本に対するネガティブな印象を抱き続けているようだ。
一方、松本自身も今年の大河主演には一層のプレッシャーを感じていたようだ。所属するSMILE-UP.社(旧ジャニーズ事務所)は創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題が取り沙汰され、『あさイチ』ではMCの鈴木奈穂子アナウンサーが「所属事務所をめぐる問題もいろいろあった」と、サラリと触れる場面も。松本は「作品がオンエアできないんじゃないか」などと考えることもあったと吐露しつつ、「責任を最後まで全うしたい」という思いでやってきたと回答していた。
「『どうする家康』の視聴率不振も、SMILE-UP.社の問題が影響した部分はあるかもしれません。当初は松本さんの演技力を疑問視する声もありましたが、最近は年齢を重ねた家康を演じるにあたって“老け顔メイク”をしており、これが《シワもシミも白髪も、もたっとした瞼も髭もめっちゃ似合うからすごい。それをなじませる演技もすごい》《もう完全に家康》など、わりと好評です。“美形のアイドル”でやってきたのに、老け顔が似合うというのは意外ですけど、大河主演としては適任。最終回まで残り1か月ほどのラストスパートで、少しでも視聴者を引き込めるといいのですが」(テレビ誌ライター)
そして山田がいつか大河の主演を務めるころ、松本の実年齢も上がっていれば、今よりもっと評価されるかもしれない――。