「騙されたと思って1週間試してほしい!」
目を輝かせ、こう話したのは藤原紀香(52)。9日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で「異常にカラダにこだわる芸能人大集合SP」というテーマで自身の朝食について語ったときのことだ。
超ヘルシー、と紹介したのはコーン缶とツナ缶を混ぜ、そこにヘンプシード(麻の実)をかけたモノ。貧血ぎみの人は血が増える、などメリットを語った。紀香といえばこれまで、彼女の発したコメントに対してネット上ではバッシングの山が築かれ、まさに“フルボッコ”状態だった。
“燃料投下”かと思いきや─
例えば'16年の熊本地震の際、被災地に向けて、
《どうかこれ以上、被害が広がりませんように そして 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください》
とブログに書き込むとネット民から、
《熊本の人が神に罰を与えられるようなことをしたと言わんばかり》
《お前こそそのブログ、どうかどうかやめてください》
など、大炎上。ほかにも水素水にハマり、周囲の人間にすすめたことで「うさんくさい」など非難されたり……。今回もまた“燃料投下”かと思いきや─、
《年を重ねてくると芸能人の凄さがわかる》
《最近の藤原紀香は「かわいい」があふれている》
《一時期は劣化したとか言われたけど綺麗な年の重ね方をしている》
など、称賛のコメントがいっぱい。この変化について芸能ジャーナリストの佐々木博之さんは、
「一周回って、彼女の“素”をみなさんがわかってきたんじゃないのかな」
と、苦笑する。デビュー当時、紀香はその美貌とスタイルなどから男性はもちろん、女性からの支持も獲得した。
外見と“素”のギャップ
「初めはイメージがよかったけど、女優デビューしたあたりから雲行きが怪しくなってきましたよね。作品によっては彼女らしさがハマったものもあったけど、演技がわざとらしいとか言われて(笑)。
その後、陣内智則と結婚・離婚を経て、片岡愛之助と再婚したけど、それも嫉妬の対象になりましたね」(佐々木さん、以下同)
人気歌舞伎役者と結婚したり、その行動で“あざとい”というイメージがついてしまった紀香だが、
「最近、彼女はバラエティーに出る頻度が高いですが、そこで見せるオーバーな感じがウケてきたというか、こういう人なんだ、というのが視聴者もわかってきたのでしょう。あと、50歳を過ぎているのに、あのスタイルを保っているのはスゴい、と女性が改めて評価しているのだと思います」
梨園の妻としての評価も、歌舞伎界では上がってきていると佐々木さん。そうした変化も含め、紀香のこれからについて、
「もともと、すごく純粋なんですよ。言われたことをいいと思ったら、疑うことなく信じてしまう。天然ともいえるかもしれません。裏表がないんです。
ある意味、彼女の完璧な外見と“素”のギャップがわかってきたことで、視聴者からは面白がられるんじゃないかな、と思います」
バッシングに対する打たれ強さも、天然だからこそ!?