坂口杏里と夫の進一さん(インスタグラムより)

「ビジュアルが変わりがち」とネットから心配の声が上がる中、今年9月に格闘家の夫・福島進一さんと離婚した坂口杏里が、約2カ月で“復縁”したことを公表した。11月21日、2人はTikTokで生配信を行い仲睦まじい姿を見せたが、あっという間の“復縁劇”に驚くリスナーが続出。また、坂口は10月下旬に生配信の卒業を報告していたが、わずか1か月でカムバックした理由とは――?

すべての連絡手段を断ったはずだが……

 坂口と進一さんは昨年6月8日、交際期間12日でスピード婚。しかし約2か月後の8月15日には、坂口が離婚成立を発表するという事態となった。しかし、実際に離婚届は出しておらず、家族を交えた話し合いを経て復縁。その後、夫婦関係は良好そうに見えたが、今年8月下旬、坂口はインスタグラムのストーリーズに、

≪女の人に暴行はないよ いくらなんでもそこまでするとは思わなかった 顔面ぐちゃぐちゃにしたいんだって≫
≪怖いから昼からずっと離婚届お願いします。って言っても無駄です やばいよ≫

 と、進一さんからのDVを匂わせる文章を投稿し、さらに離婚届とみられる封筒の写真を載せ≪あとは役所に持ってくだけです。今までありがとうございました≫とつづったのだ。

「その後、坂口さんと進一さんは離婚に向けて話し合いをしているとみられたのですが、9月13日、坂口さんがインスタのストーリーズに≪連絡一本もよこさないで、こっちはまだ解決してない事もあるのに 勝手に離婚届だしちゃって まじ覚えとけよ≫と投稿。これでついに離婚が成立したわけです。

 進一さんが同15日掲載の『集英社オンライン』のインタビューで明かしたところによると、今年5月に離婚するしないで揉めていた際、2人で離婚届に署名捺印していたのだそう。それを坂口さんの了承を得ないまま区役所に提出したといいます」(芸能記者)

 進一さんは同インタビューで、≪僕はとにかく疲れ果てていたので、提出後、杏里にショートメッセージで報告した後、着拒(着信拒否)してすべての連絡手段を断ちました≫と話しており、坂口との生活により心身ともに疲弊しきっていたようだ。

 一方で坂口も離婚成立で心機一転を図ろうとしたのか、10月20日にはTikTokとインスタのライブ、動画などを卒業することを発表。TikTokのアプリも消そうと思っていることを告白した。11月7日にはインスタにて、「株式会社Tokyo Reconerd」でアイドルやアーティストの発掘プロジェクトに携わることを明かし、≪私はマネジャー兼事務所の人材として働きます!≫と宣言していたのだった。

 ところが――。

「11月頭、坂口さんがインスタのストーリーズで進一さんとのデート写真を公開。≪元旦那とずっと見たかったクラゲを見に行きました! クラゲだらけでまじ癒やされた≫とコメントした一方、≪ちなみに お互い自由にいい距離感でいます!≫と現在の2人の関係性を説明していました。

 その後、進一さんもインスタに《杏里に関してですが僕はやっぱり、今でも彼女が好きです。この気持ちは、どうにもなりません》《上手く協力し合いながら愛情だけの関係を育んでいけたらと思います》と思いのたけをつづっていた。2人が急速に距離を縮めていることは誰の目にも明らかだったんです」(前・同)

「何が悪いんですか?」アンチに逆ギレ

 坂口は20日にも、インスタに進一さんと友人との3ショットを掲載。2人は現在どのような関係なのかに注目が集まる中、21日、2人はTikTokライブを行い、その翌日も引き続き生配信を“連発”しだしたのだ。

「TikTokライブの画面には、≪復縁してパートナーです≫という言葉が掲げられ、2人が正式によりを戻したことがわかりました。復縁のきっかけは、離婚後、坂口さんのインスタに≪進一さんはやばいっすよ≫というDMがたくさん届き、彼女が進一さんに≪まじこんなん来てるけど大丈夫?≫と連絡を取ったことだったそう。なお、2人は再婚をしたわけではなく、あくまで“パートナー関係”であり“相棒”なのだとか。進一さんは≪夫婦って肩書がなくなっただけです≫とも説明していました」(ウェブメディア編集者)

 泥沼の離婚劇からたったの2か月で“元さや”に収まった2人。リスナーからは祝福の声もあるが、あぜんとしている人も少なからずいる状況だ。

坂口杏里と夫の進一さん(インスタグラムより)

「また、坂口さんが生配信を卒業すると宣言したのに、あっという間に前言を撤回した点についても疑問を抱く人がたくさんいるようです。≪配信一切辞めるって言ってたよね?≫というコメントに対し、坂口さんは≪辞めるって言ったけど、こっちもこっちでいろいろあるからさ。別にいろいろを語る必要もなくない? 個人的なことだし≫と反論。進一さんはアンチコメントを一蹴した坂口さんを≪カッコいいよ杏里≫と褒め称えていましたね。

 また坂口さんは、≪言ってないけど≫と断ったうえで、先の卒業宣言は、1人での配信は辞めるという意味だったとも語り、≪2人で配信して何が悪いんですか?≫とアンチにかみついていました。“1人での配信”を卒業すると言っていなかったのであれば、リスナーから≪配信一切辞めるって言ってたよね?≫と聞かれるのは当然だと思うのですが……」(前・同)

 リスナーが坂口と進一さんの復縁、またTikTokライブへの出戻りに怒るのには理由がある。というのも、2人は離婚後、各々で配信を行っていた際、同情したリスナーからの“ギフト”を受け取っていたからだ。

 以前から、SNS上で坂口とバトルを繰り広げ、進一さんとの離婚に奔走していた彼の姉・Aさんも、自身のインスタのコメント欄で≪杏里と離婚した事で高額ギフトを貰った矢先に復縁したんです。この事を裏切りだと私は思っています≫と心境を吐露。進一さんに代わり、リスナーに謝罪していたが……。

「茶番って言葉、カッコウィ~って思ってんだ!?」

「やはり今回の配信を見ていたリスナーの中にも、騙されたと感じた人はいた様子。しかし坂口さんは、≪(ギフトを)投げてきたのはさ、彼の発言も同情を生むような発言をしたかもしれないけど、その同情を買ったのはあなたたちなわけで。それをじゃあいま責めても、じゃあどうしてほしいんですか?≫と逆ギレ。

 進一さんは騙すつもりはなかったと釈明していました。なお、坂口さんいわく、2人での配信を復活させたのは≪正直にいうと、生活のためです≫とのこと。今回の配信中にもギフトが飛び交っていましたし、2人にとってTikTokライブは重要な収入源なのでしょう」(前・同)

 タレントを引退してもなお、その“お騒がせ”ぶりで世間を驚かせる坂口だが、「やはり元芸能人とあって、配信を盛り上げるスキルを持っていると感じた」(エンタメ誌記者)と評価する声も聞こえてくる。

坂口杏里(インスタグラムより)

「例えば、リスナーからの≪なんや茶番やないかい≫というコメントに対する返答。坂口さんは≪茶番だと思うんなら別に見に来なければいい≫とかみついた後、進一さんの≪茶番ってコメントしたいんだよね≫という言葉を拾って、≪あ、茶番って言葉、カッコウィ~って思ってんだ!? うっわぁ~~~笑≫とリスナーを挑発したんです。これがまた絶妙に人をイラつかせる口調で……妙に癖になるなと感心してしまいました。こんな調子だけに、今後も坂口さんのアンチは増え続けるでしょうが、同時に『アンチとの舌戦を見たい』と、生配信を訪れる人も大勢いると思いますよ」(前・同)

 配信中、≪別に叩かれてもよくない?≫と豪語していた坂口。進一さんとは、末永く良好な関係を続けていってほしいものだが、数カ月後にまた破局騒ぎを起こすかもしれない。