羽生結弦

 11月17日深夜にX(旧ツイッター)で突如、離婚を発表したプロスケーター・羽生結弦。8月4日に結婚を電撃発表してからわずか3か月ほどでの離婚となり、ネット上にも衝撃が走ったが、羽生が離婚理由について「誹謗中傷やストーカー行為」を挙げたため、ファンの間でも物議を醸している。

 フィギュアスケート選手として五輪2連覇を達成し、昨年7月にプロスケーターへの転向を表明した羽生。選手ではなくなっても多くのファンに支持されていたが、業界内外で“熱狂的な女性ファン”の存在も知られていた。

「推しの彼女はゴキブリと一緒」

 結婚発表前の今年3月、NHK Eテレの『ねほりんぱほりん』に羽生の“推し活”をしていた女性が登場。女性はこの時点ですでに“元ファン”だと言いつつも、もし羽生が結婚することになったら「三日三晩寝られない」と話していた。

 女性はさらに「推しの彼女はゴキブリと一緒」とも発言しており、当時のネット上でも問題視され、『ねほりんぱほりん』公式Xが《番組出演者が推し活について語った発言の一部を紹介したツイートの掲載をとりやめました。不快な思いをされた方にお詫びいたします》と謝罪したことも。

 一方、結婚発表後の9月には、無関係の人物を“羽生の衣装デザイナー”だと思い込んだ女性がネット上で名誉棄損し、書類送検された……という報道もあった。

「そのほか、羽生さん本人は結婚相手の素性を公表していませんでしたが、一部の過激なファンの中には“結婚相手と報じられた女性は本物の妻ではないのでは”という憶測のもと、その女性側の“売名行為”を疑っていた人も。羽生さんの離婚により、そういった投稿をしていたファンのXアカウントも改めて注目を集め、節度あるファンが苦言を呈すなどしている状況です」(芸能ライター)

「大谷さんは何しても守られる」

 ネット上には、

《一部の羽生結弦ファンが暴走し続けていることはユヅリストも認めないといけないと思うんですよね。羽生さんも離婚の原因が全てマスコミのせいだとは書いてないでしょう》

《羽生君が公表しなかったのは自分が有名であることがわかっていて熱狂的な一部のマナーを守らない人ファンもいるのをわかって隠してたんだよ》

《勘違いファンが暴走して追い詰めたって一言に尽きるとは思うんだけど、住む世界が違う人との棲み分けができない人が増えたよなぁ》

 といった見解も寄せられている。

 

 そんな中、羽生や彼の結婚の話題とはまったく関係のない、あのアスリートにも“とばっちり”が……。

「つい先日、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平選手が、今季のア・リーグ最優秀選手を受賞。メジャー史上初の“2度目の満票MVP”ということで大きな注目を集めたとともに、受賞発表時に抱えていた犬の存在も話題になりました。大谷選手が最近飼い始めた愛犬であることも報じられましたが、その名前は伏せられたまま。これに対し、一部の過激な羽生さんファンが《大谷さんは何しても守られるね》《大谷くんはお犬様も守られる 一方羽生さんは……》などと不満を漏らしているんです」(前出・芸能ライター)

 そのようなネットユーザーらには“羽生の結婚相手については報じられたのに”という思いがあるようだが、大谷については《バックがデカい》とし、《羽生君は権力のあるバックがついてない》といった書き込みもみられ、どちらも本人が目にしたら困惑しそうな憶測である。

 羽生は発表のコメントにある通り《お相手に幸せであってほしい》と願い、離婚を決断したようだが、その余波はいまだ収まらない――。

羽生結弦の入籍発表によって過去の噂が再燃している国民的アイドルグループの元中心メンバー・M

 

羽生結弦のプライバシー問題と比較して、大谷翔平の愛犬の名前が報じられなかったことについて激怒する投稿(Xより)

 

羽生結弦のプライバシー問題と比較して、大谷翔平の愛犬の名前が報じられなかったことについて激怒する投稿(Xより)

 

結婚発表からわずか105日。羽生結弦は公式X(旧Twitter)で離婚発表

 

羽生結弦の電撃離婚で物議を醸した『現代ビジネス』の記事

 

2023年8月4日に羽生のX(旧ツイッター)に投稿された結婚の報告文には、美文字の署名が添えられていた