「なんか表情とか雰囲気とか別人レベルでまじで菜々緒だと思えずびっくりしました」
「だれ?え?菜々緒ですか?もはや、別人です」
「この菜々緒 正直誰なのか全くわからんな」
最近、ネットをザワつかせているのは、モデル・女優などで活躍する菜々緒(35)だ。菜々緒と言えば、きりっとした濃いメイクにワンレングスのサラサラストレートヘアーで、世間では“かっこいい自立した女性”の印象が強い。12月1日公開の映画『怪物の木こり』でも、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラーを演じる。
そんな彼女が映画の宣伝で出演した際、彼女の印象が“別人レベル”で変わっていて話題になっているのだ。
菜々緒の表情、雰囲気が別人レベルに
今年11月23日、バラエティ番組『THE突破ファイル 狭小住宅&突破レスキュー&新企画!突破国税局2時間SP』(日本テレビ系)へゲスト解答者として出演した菜々緒。同番組は実際に起きた絶体絶命のピンチを驚きの方法によって突破した実例をドラマ化し、出演者がクイズ形式で回答する番組だ。
同番組が放送されると、SNSでは冒頭のようなビジュアルの変化に対する声が多く見受けられた。特に多かったのが、
「菜々緒ちゃん、前と比べると目元の印象柔らかくなったよね。メイク変えたのかな?」
「太眉いい!今の方が似合ってる!ショートに見えるヘアアレンジも過去一似合ってる」
「菜々緒、メイクナチュラルでいい!年齢的にキツめ美人だとオツボネ臭が出てきてしまうから路線変更したのかもね」
など、メイクの激変ぶりに驚く声が続出。たしかに20代のころの細眉で跳ね上げアイラインの比較的派手なメイクとは対照的に、太眉でアイラインもナチュラル。目元がかなり穏やかになったように見える。それが、ぱっと見の印象を大きく変えたようだ。
「菜々緒さんは2019年にも役作りで印象をがらりと変えたことがありました。テレビドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)にメインキャストとして出演した菜々緒は、前髪なしのワンレングスだった髪の毛から前髪パッツンに、目力を強調するアイメイクを封印し清楚系メイクにイメチェン。印象の変化がネットでも話題になっていました。
今回のナチュラルメイクは役作りではなく番宣でのこと。もしかしたら、事務所のブランディングや本人の心境の変化が関係しているのかもしれません」(美容メディア編集者)
“悪女”“できる女”イメージだった菜々緒
20代のころはドラマ『ファーストクラス』(2014年、フジテレビ系)や『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(2015年、フジテレビ系)、バラエティ番組『痛快TV スカッとジャパン』の再現ドラマなどで“悪女”や“できる女”の役を演じ、世間にかっこいい女性像を印象づかせた菜々緒。
しかしその後30代を迎えた菜々緒は、挫折に直面したという。「菜々緒さんは過去のインタビューで語っていました」とは、テレビ誌ライター。
「以前と比べると疲れやすくなり、体力的に男の人には叶わないと感じる瞬間も増えた菜々緒さん。やる気はあるのに20代の頃と同じペースで働けなくなるかもしれないという現実に直面し、なかなかの挫折を感じたと言います。
しかし、“年齢を重ねれば必ず直面すること”だとし、仕事との向き合い方を変えるようにしたそう。『無理をして心身のバランスを崩してしまったら元も子もないので、できないことは「できない」と割り切ることも大切。休むときはしっかり休んで、気力に満ちているときは全力で頑張る』と切り替えて乗り越えたそうです」(テレビ誌ライター)
今年10月26日には、トークイベントにお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(39)とともに出席。女性が迷うことなく必要な休暇を取ることのできる「休息と回復を認め合う社会」というテーマで、菜々緒は自身の休息についての考え方を語るなかで、30代になって仕事での変化についても触れた。
《30代半ばになってくると20代のように“がむしゃらに仕事をする、好きなことをやっていく”という気持ちだけではなんともならないところがすごくあるので、事務所の方だったりとちゃんと話し合いをしたりとかして、『自分はこうしていきたい』という要望だったりをちゃんと伝えていく》
等身大の生き方を見つけた菜々緒。今回のビジュアルの変化も、世の中が求めていた“悪女イメージ”は卒業して、“自分はこうしていきたい”という意思の表れなのだろう。今後の彼女の活躍に、ますます期待が高まる――。