プチプラで話題となった、Pierrot(ピエロ)のベージュのブルゾン。「佳子さまのキャラクターを生かしたフェミニンなデザイン」と日置さん

 先日、南米ペルーを公式訪問された際に佳子さまが着用されたベージュのアウターが、Pierrot(ピエロ)の税込み4790円というお手頃な価格の商品と話題に! 

佳子さま着用のアウターが再販も即完売

昨年10月の日本デフ陸上競技選手権大会では、LAISSEPASSE(レッセ・パッセ)の3万3000円のワンピースに、ヒールが低い同色のパンプスを合わせて

 購入希望者が殺到し、再販分も即完売。来年1月末以降に発送される受注生産の受付も終了しており、公式サイトでは《想定数を上回るご注文をいただいたため、この度の受注生産の受付は終了いたしました》とのアナウンスが。

 私たちにも手が届きそうな価格のファッションを楽しまれているのは、愛子さまも同様。今夏、那須御用邸でのご静養から帰京される際にGUの紺のワンピースをお選びになり、9月にお忍びで遊園地を訪れたときはユニクロのブラウスをお召しになっていた。ファッションジャーナリストの日置千弓さんは、

「以前でしたら、皇室の方々がファストファッションを選ばれることはなかったように思います。そのひとつの理由としましては、低価格なのに見た目も着心地も良いという服があまり存在しなかった。それが、2000年以降になると素敵なデザインで、なおかつお求めやすい商品が大幅に増えました」

英王室のキャサリン妃もプチプラ着用

ジャケットでZARAのアイテムを選ばれることが多い印象のキャサリン妃。2月に英・ウェールズを訪問されたときの千鳥格子のスカートもZARAの商品だった

 愛子さまや佳子さまと同じように、英王室のキャサリン妃もZARAやH&Mなどのお手頃な商品を愛用している。

「ご自身の体形に合った、上品なデザインのものを選ばれているので高見えしますよね。いわゆる“プチプラ”な商品は、量産するのでサイズ展開が豊富なものが多いんです。だからこそ、自分にピッタリ合うものを選ぶことができる。

 それぞれお選びになったものは、愛子さま、佳子さま、キャサリン妃らしさもしっかりと出ていて、とっても好感度が高いですし、親近感を覚えます」

 プチプラ商品に加え、私たちも少し頑張れば手が届きそうな価格のワンピースを選ばれた新世代・皇室&王室の3人から“高見え”スタイルを学びましょう!