THERAMPAGE・左から吉野北人(26)、川村壱馬(26)、RIKU(29)撮影/矢島泰輔

RIKU「お芝居をするうえでの、ふたりのクリエイティビティがすごいなと思いました。それは本読みの段階から思っていたのですが」

THE RAMPAGE・川村壱馬、RIKU、吉野北人

 映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』で、女性たちを癒し、救うデートセラピスト(=一夜かぎりの恋人)を派遣する『MY KNIGHT』に所属する主人公の刹那、イチヤ、刻を演じたダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEのボーカル、川村壱馬、RIKU、吉野北人。映画は、横浜を舞台に3人のKNIGHT(王子様)と、彼らに救いを求めた3人の女性のひと晩の出来事を描いている。

 舞台の経験はあるものの、初めて映像作品に挑戦したRIKUは、これまで数々の映画やドラマに出演してきた川村、吉野の演技の引き出しの多さに「ハッとさせられた」と言う。

RIKU「同じセリフでも、言い方やタイミング、声量などを変えて、いくつもの違う表現の方法を準備してきて、監督と話をしている。すごいなと思いました。僕は世界一、ふたりの歌声を聴いているのですが、どんどん歌声が変わっていったことに合点がいったというか。これまでふたりがグループのために(ドラマや映画出演という)経験を通して表現力を磨いてきたことを知ることができたのは、うれしかったです」

 素直に感想を語ってくれたRIKUの演技に対してふたりは、

川村「今回、RIKUさんが演じたイチヤは、本人とはちょっと違う口数が少ない役。陰と陽でいえば、陽(気)で元気な人なので、役作りが簡単ではないと思っていました。でも、できあがった作品を見たときにしっかりイチヤというキャラクターになっていて“ハッとしました”(笑)」

吉野「そうそう、RIKUさん映像作品が初めてとは思えないくらいすごく落ち着いていて。僕が初めて映像に挑戦したときは、もうガチガチでセリフが飛んでしまうくらい緊張したのに。映画の中のRIKUさんが演じるイチヤからは、感情がどんどん変化していく様子が見えてきて。見せ方も上手だなと思いましたね。

 試写で作品を見たときに思ったことがあって。僕、台本すべてに目を通していたので、刹那を演じた(川村)壱馬が台本にないセリフを口にしているとき(刹那の物語のラストシーンなど)に“こんな場面あった?”と、“ハッとしました”。それも、刹那が言うセリフは、監督というより壱馬が考えた言葉だなと思って」

川村「(吉野)北人が演じた刻も、北人のパブリックイメージも、僕が知る本人も愛されキャラだと思うんです。ただ、北人ならこんなとき、もっと冷静だよなとか、紳士だよなと思う場面も作品にはありました。そんなとき、オーバーにやりすぎず、バランス良く演じていている北人に“ハッとしました”(笑)」

RIKU「“ハッとした”がパワーワードみたいになっちゃってるよ(笑)」

女性の立場で指名するなら

THERAMPAGE・左から吉野北人(26)、川村壱馬(26)、RIKU(29)撮影/矢島泰輔

 それぞれの新たな一面を発見した3人に、もし自分が女性の立場になって『MY KNIG
HT』を利用するとしたら誰を指名したいか聞くと、

川村「うわっ、むずかしい……」

RIKU「そのときの感情によるかもしれないですね。めちゃくちゃへこんでいたら北ちゃんが演じた刻に笑顔にしてもらいたい。本気のデートがしたかったら、壱馬が演じた刹那。そんなふうに何度も利用しちゃうと思う(笑)」

吉野3人のフルコースで!(笑)。全員、お試ししてみたいです。今回、僕が演じた刻は女性をキュンとさせる行動をしがちで。レストランに行ったときに相手の緊張をほぐすため、あだ名をつけて呼んであげたり、食べ物を食べさせてあげたり。刻のキュンが少女マンガっぽいとしたら、壱馬が演じた刹那には、もっとリアルなキュンがあったと思う」

川村「僕が選ぶなら、イチヤか刻かな。イチヤは落ち込んでいる自分の話を“うん、うん”って聞いてくれそう」

吉野「余計なことを言わないでね」

川村「そうそう。ときめきと楽しさが欲しいなら、刻。刹那は、(疑似恋愛というより)本気になってしまいそうで危ないかな……」

川村壱馬、RIKU、吉野北人へ一問一答!

HOKUTO YOSHINO

Q女心(感情)を理解することは得意だ
→YES

Q女性の笑顔と涙。どちらかといえば弱いのは、涙
→NO

Q日常を見せてほしいと言われたら、すべて見せることができる
→YES

Q特別な日(記念日)は忘れない
→YES

Q友達からの恋愛相談に乗る自信がある
→YES

Q映画の主題歌『片隅』(発売中)をTHE RAMPAGEが担当。ラブソングで好きなのは、悲しい歌よりハッピーなもの
→YES

RIKU

Q女心(感情)を理解することは得意だ
→YES

Q女性の笑顔と涙。どちらかといえば弱いのは、涙
→YES

Q日常を見せてほしいと言われたら、すべて見せることができる
→YES

Q特別な日(記念日)は忘れない
→YES

Q友達からの恋愛相談に乗る自信がある
→YES

Q映画の主題歌『片隅』(発売中)をTHE RAMPAGEが担当。ラブソングで好きなのは、悲しい歌よりハッピーなもの
→YES

KAZUMA KAWAMURA

Q女心(感情)を理解することは得意だ
→YES

Q女性の笑顔と涙。どちらかといえば弱いのは、涙
→YES

Q日常を見せてほしいと言われたら、すべて見せることができる
→YES

Q特別な日(記念日)は忘れない
→YES

Q友達からの恋愛相談に乗る自信がある
→YES

Q映画の主題歌『片隅』(発売中)をTHE RAMPAGEが担当。ラブソングで好きなのは、悲しい歌よりハッピーなもの
→NO

映画『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』12月1日㈮全国ロードショー/配給:松竹(C)2023HI-AX「MY(K)NIGHT」