【子持ち様が「お子が高熱」とか言ってまた急に仕事休んでる。】
11月25日に、X(旧ツイッター)ユーザー・Sさんが投稿した、【長い話】とのポストが徐々に拡散されて「子持ち様」としてトレンド入り。12月1日時点で約3000万件の表示、約9000件の「いいね」がついている。
どうやら職場の同僚女性が急きょ仕事を休んだようで、その理由が「子どもが熱を出した」というもの。その穴埋めのために部署内の仕事が1.3倍に増加し、こなしきれなかったSさんは頭を下げて他の人に手伝ってもらったとのこと。
この数日間の寒暖差によって乳幼児は体調を崩しがちになり、インフルエンザも大流行する各学校では学級閉鎖も相次いでいる。子どもを育てる母親にとって、さらに仕事を抱えるワーキングマザーは体温計と睨めっこする日々。
急な発熱の場合は病院に診せるため、看病のために仕事を休まざるを得ないのだが、子どもを持たないSさんには関係ないことで【私は「子どもの高熱で休むな…」という呪いをずーっと胸の中に秘めて生きてきたわけだけど】と、モヤモヤした気持ちをずっと抱えてきたのだろう。
Sさんは自身が体調を崩した場合は、人手不足の職場のためにギックリ腰でも1日しか休めず、高熱が出た時も解熱鎮痛剤を飲んで出社。みなが我慢して仕事をこなしていることを訴え、
「お子が高熱」がまるでむてきのカード
【「お子が高熱」がまるでむてきのカードみたいに使えるのは本当に私には解せなくて。せめて翌日1.5倍の仕事をして、周りの負担を軽くして欲しい 全然フェアじゃないんだもの】
子持ち女性と子なし女性が“平等”に扱われていないことを主張。そんな気持ちはエスカレートし、
【「子どもは日本の未来なので子どもを産んでくれている人たちには感謝すべき」みたいな風潮あるけどなんで?別にその分 国から子ども手当とか貰ってるやろ全国民が感謝する筋合いはないよ】
国の“不平等”な制度への不満もぶちまけるのだった。この持論にネット上では、
《言いたいのに空気を読んで言えないことの3本の指に入るだろうな。 だから給料に差をつけるべきなんだよ。 減給されても子供を作ったのは自分の選択でしょ?》
《これはあるな。子供や奥さんが体調不良で急に休む旦那さん。 それで仕事遅れたりフォローするのこっちだしで》
《実際仕方ないと思うし、ずるいとも思わんけど1週間連続で休まれた時は「え…?なんとかならんのそれ…?」ってなった》
《お子の熱で休んでも周りから責められることはなかったけど、自分の生理のせいで休んだら、女はいいよな生理で休めてって陰口言われたことがある!じゃあテメーらも味わってみろクソが!!!》
恨むべきは人員配置している上司や経営側
《子どもが熱で休んだって、別に家でのんびりしてるわけじゃねえからな》
《敢えて恨むならば休んだ人ではなく、子供がいて急な病気等で休む可能性があるのにカツカツで人員配置してる権限ある上司や経営側だと思うけど》
賛否の声や体験談、はたまた社員スタッフを管理する会社の責任問題も問われるなど、様々な意見が飛び交う大論争となっている。
一通りの主張を済ませたSさんは溜飲を下げたのか、母親である友人が子どもの急な発熱で、楽しみにしていたイベント参加を急きょ取りやめて会場から帰って行ったことを引き合いに出して、【結論】として、
【保育園や幼稚園以外に「お子が発熱したらココ!」みたいな お熱お任せ施設がなにか出来たら良いのにね。
昨日(好きなことを諦めないといけない)母親側のつらさも分かったから、母つらい、職場の人つらい、がどっちもなくなるといいなぁと感じました】
子持ち女性の気持ちも理解しつつ、急な発熱時に預けられる施設などの設立を提案して結んでいた。