佐藤大樹(以下、佐藤)「さまざまな僕らを感じていただける“渾身の”という言葉がピッタリなアルバムになっています」
魅力は「みんなゴハンが似合う」
デビュー5周年を迎える12月5日に3枚目のアルバム『FANTASTIC ROCKET』をリリースするFANTASTICS。グループを代表して、パフォーマーの佐藤大樹、瀬口黎弥、木村慧人、ボーカルの八木勇征にインタビュー!
八木勇征(以下、八木)「リード曲の『STARBOYS』は、宇宙をイメージする壮大なスケール感のイントロでいっきに楽曲の世界観に引き込まれていくと思います。サビの部分はすごくキャッチーで疾走感があるのですが、僕らFANTASTICSだけが突っ走るという感じではなく、FANTARO(ファンネーム)と手を取り合いながら一緒に走りぬけているイメージ。レコーディングのときも、このイメージを歌声で表現できたらいいなと思いながら歌いました」
メンバーがファンとともにロケットに乗り込み、ネクストステージへと向かう姿をイメージさせる楽曲に仕上がっている。もし、旅先の宇宙で出会った宇宙人にFANTASTICSとして挨拶するとしたら、どんなグループ紹介をするのかを聞くと、
八木「言葉が通じないはずなので、パフォーマンスをすると思います。『STARBOYS』や(アルバム収録曲の)『DARK MATTER』を披露したら“こいつら、ただ者じゃない”と思ってもらえるんじゃないですかね」
瀬口黎弥(以下、瀬口)「僕は、とりあえず争うことはしないですね」
八木「負けるからね」
佐藤「いやいや、質問の趣旨と答えが違ってるから(笑)」
瀬口「相手は未知の生物を前に構えていると思うので、僕らは危害を加えない、という意思表示するのは大事だと思うから」
佐藤「意外にまじめに考えてる(苦笑)」
では、宇宙の人にFANTASTICSの魅力を5つ伝えるとしたら?
佐藤「パフォーマンスと芝居ができる。あと3つは(木村)慧人が言います」
木村「カラフルにもモノクロにも、どんな色にも染まることができるギャップ! それと、みんなゴハンが似合う。僕たちがゴハンを食べていて不快に思う人はいないから」
佐藤・瀬口・八木「(爆笑)」
佐藤「どういうこと?」
木村慧人(以下、木村)「ゴハン系のCMが似合うくらい、みんなおいしそうに食べるから。お茶漬けのCMとかに出てみたい、そんな願望も込めて(笑)。もうひとつは……」
瀬口「イケメンじゃない?」
木村「確かに、ジャンル違いでかぶりがないです!」
デビュー5周年を迎える特別な日にリリースするアルバム。4人の中で、この5年でいちばん成長したと感じるのは誰かと尋ねると佐藤、瀬口、木村は八木の名前をあげた。
勇征はシンデレラボーイ
佐藤「勇征はビジュアルも磨かれたけれど、それ以上に考え方や中身が変わったと思います。昔は、本当に怒られてばっかりだった」
八木「(内気な性格で)メンバーや周囲の人の目を見て話せなかったんです」
佐藤「本当に目が合わなかった。それが、だんだん自信がついてきて、堂々と振る舞うようになって。ステージでセンターに立つボーカルらしくなったなと思います」
瀬口「(『美しい彼』などの)演技でも認められるようになったし。勇征はシンデレラボーイです」
5年後、デビュー10周年を迎えたときのFANTASTICSがどんな成長を遂げていたいかを質問すると、
八木「メガヒット曲を生んでいたらいいなと思います」
佐藤「誰もが知っているヒット曲があるのは、すごく理想的。ドームツアーは当たり前のようにやっていたいですね。個人活動でも、演技が好きな人は主演のドラマや映画をやっていたり、アニメ好きは声優に挑戦していたり、好きなことができていたらいいなと思います」
木村「アベンジャーズみたいに、スター集団になっていたいです!」
『FANTASTIC ROCKET』12月5日発売 〈LIVE盤〉CD+DVD、CD+Blu-ray 各9000円、〈MV盤〉CD+DVD、CD+Blu-ray 各5500円、〈CD ONLY盤〉3500円、〈会場限定盤〉CD ONLY 2200円、〈LDHオフィシャルショップ限定LIVE盤〉選べるアクリルスタンド付き(2個) CD+DVD、CD+Blu-ray 各12760円、〈LDHオフィシャルショップ限定 MV盤〉選べるアクリルスタンド付き(1個) CD+DVD、CD+Blu-ray 各7480円