「成人式の写真、マジ!?」
「もはや別人だよ、奇跡やん」
大石昌良ことオーイシマサヨシ
生歌の安定感、突き抜けた透明感のある声、そして心に刺さる作詞で多くのファンを虜にするシンガーソングライターの大石昌良(43)。大学在学中の1999年に結成し2001年9月にメジャーデビューを果たしたスリーピースバンドSound Scheduleのボーカル・ギターを担当している。
アニメに関する仕事が増えたことをきっかけに、2014年からは、主にアニメやゲームコンテンツなどでの歌手活動でオーイシマサヨシとしても活動をはじめた。オーイシマサヨシは大石昌良とは遠い親戚という“設定”で、大きな黒縁メガネを掛けているのが特徴だ。オーイシマサヨシ名義では『月刊少女野崎くん』、『多田くんは恋をしない』など数々の有名作品でタイアップを果たしている。
そんな大石がSNSにアップした“ある衝撃写真”が話題を呼んでいる。
今月3日、大石は自身の公式X(旧Twitter)を更新し、2枚の写真をアップ。成人式のときに撮った写真と、43歳になって同じ場所で撮った写真だ。
写真を見ると、現在の落ち着いた写真と比べて、成人式では髪型といいサングラスといい、少々やんちゃな印象だ。SNSでは現在のほうが若く見えると話題になり、
《全然43歳には見えません。むしろ若返りすぎ》
《若い時よりいい顔してる!素敵に歳を重ねられてますね》
《オーイシさん、若返りの秘訣おしえて》
《20歳のころ、ヤンチャやったんやな。落ち着いて若返っとる》
といった“若返っている”という声が相次いだ。
『都会で俺は成功するんだ』苦労時代の“顔つき”
愛媛県宇和島市で生まれ育った大石は、2022年愛媛を全国にPRする「伊予観光大使」に任命されるなど、音楽活動以外にも活躍の幅を広げている。今年1月地元テレビ番組『Nスタえひめ』のインタビューでは、「とにかく歌が好きな少年だった」と振り返った大石。
高校時代に経験した音楽活動の苦労について語る一幕も。
「愛媛県宇和島市にはライブハウスもなくリハーサルスタジオすらない、音楽活動には向かない街だった。僕の家に畑になっている土地があって、そこに離れ小屋みたいなものを建てて、そこで練習し始めました」
「今度はライブを披露する場所がないということになって、カラオケのパーティールームを使って。父親がビールケースを敷き、その上にベニヤ板、絨毯を敷いて、即興のステージを作りライブをしたり、手作り感満載な音楽活動をしていました」
自分たちでイチから作り上げることで、何が起きても折れない心や夢に向かっての推進力を培った田舎時代だったと語っている。
「17、18の頃は『こんな町早く出ていって都会で俺は成功するんだ』と思って出ていったんですよね」
その後、関西の大学に行き21歳でメジャーデビュー。プロとして音楽活動を続けるなかで、高校時代があったからこそ今があることに気づいたという。
「でも、ただいまと言える場所はこの町しかないと思った時に、やっぱりこの町がないと僕は東京で頑張れていないと思った」
愛媛で過ごした高校時代、都会に出てプロを目指す大学時代。今回投稿された成人式の“顔つき”は、不利な環境を乗り越えた苦労の表れなのかもしれない……。
大石は今年も新曲『好きになっちゃダメな人』などアニメ作品のタイアップやアルバム発売と大忙し、来年1月8日から放送のTVアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』のオープニング主題歌も決定している。
若返り続けるオーイシマサヨシ、今後の活躍に期待が高まる――。