お笑いコンビ「ANZEN漫才」が来年3月末をもって解散することを発表した。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で活躍していたみやぞんは所属事務所の浅井企画を今年いっぱいで退所し、あらぽんは引き続き所属。それぞれ、個人で芸能活動を続けていくようだ。突然の発表にネット上は衝撃を受けているが、「なんかスッキリしない」との声も出ている。
「あらぽんはこれから何するの?」
浅井企画は12月5日、公式サイト上でANZEN漫才の解散を発表。「みやぞん本人より『会社を離れて自分の力で色んなことにチャレンジしていきたい』との申し出」があったといい、来年からはフリーで活動していくという。みやぞんの退所に伴い、コンビでの活動について話し合いを重ねたものの、「解散」を選んだと発表していた。
「みやぞんさんは『イッテQ!』で大ブレークし、一躍有名人になりました。ピンの仕事はバラエティからCM、舞台出演まで幅広く、番組を飛び越えて活躍している印象です。一方、相方・あらぽんさんは“じゃないほう芸人”状態で、コンビの活動以外はほぼメディアに出ていません。そんなあらぽんさんは、みやぞんさんの退所・コンビ解散後も浅井企画に所属し、タレント活動を続けていくそうです」(芸能ライター)
こうした背景があるため、ネット上には、
「みやぞんはピンでも仕事ありそうだけど、あらぽんはこれから何するの?」
「あらぽんは事務所に残らないと仕事ないだろうな」
「コンビ格差が広がると、解散せざるを得なくなるのかも」
などと、解散の原因や今後の活動を気にする声が出ている。
みやぞんも崖っぷちの理由
「しかし、みやぞんさんの今後も“安泰ではない”という見方は強いです。というのも、『イッテQ!』はテロップやナレーションで出演者にツッコミを入れて笑いを取る編集が多用されており、ネット上には『あの編集で面白くしてもらってただけ』『別の番組でみやぞん見ても、面白いと思ったことない』『フリーになって仕事が舞い込むほどの芸人か?』といった、辛辣な意見は少なくない。
また、『真相はわからないけど、売れない相方を見捨てたように見えて残念。なんかスッキリしないね』『人の良さで売れたようなもんなのに、解散したら印象悪くなるでしょ』など、解散によってみやぞんさんのイメージが崩れるという指摘も見受けられます」(テレビ誌ライター)
なお、浅井企画から退所したルー大柴は、一時期、事務所から“干された”ような状況になっていたとか。
「ルーさんは90年代前半の大ブレーク後、一時期メディア露出が減るも、2007年ごろに再ブレークを果たします。しかし、その直後の2008年に事務所から独立。これを機にメディア露出が激減し、浅井企画所属の芸人ともパタリと共演がなくなってしまいました。
近年では、旧ジャニーズ事務所が退所したタレントの活動を妨げるような働きかけをしていたことが明るみになり、世間から大バッシングを浴びています。そのため、ルーさんのように干される可能性は低そうですが、実はあらぽんさんよりも、みやぞんさんのほうが“崖っぷち”に立たされているのかもしれません」(前出・芸能ライター)
「自分の力で色んなことにチャレンジしていきたい」という理由で退所するみやぞん。来年以降、ANZEN漫才はそれぞれ、どんな姿を見せてくれるのだろうか?