2023-24シーズン新ユニフォームを披露した岡田紗佳(公式インスタグラムより)

 プロ雀士という職業をご存知だろうか。最近は「プロ麻雀」Mリーグの人気がメキメキ右肩上がりだ。所属する選手にも注目が集まり、中でもモデル・グラビアとして活躍している“役満ボディ”岡田紗佳選手の人気が急上昇している。

元non-noモデルのプロ雀士

サクラナイツ連勝さいこー!!と共に自撮りをアップした岡田紗佳(公式インスタグラムより)

 Mリーグとは、2018年に発足した国内の麻雀プロリーグのこと。現在9つのクラブチーム、36名の雀士で構成されており、試合動画はABEMAなどで見ることができる。Mリーグ所属の選手は最低年俸400万円が保証されていて、リーグの優勝賞金はなんと5000万円。なんとも夢のある数字だ。その他にもMリーグで活躍して知名度があがることで、タレント活動などの副収入も期待できる。

 所属している雀士は老若男女さまざまだが、とりわけ知名度があるのが『KADOKAWAサクラナイツ』の岡田紗佳選手だ。役満ボディとも呼ばれる抜群のスタイル、可愛らしいキャラクターで、すでに『相席食堂』『ロンドンハーツ』『人志松本の酒のツマミになる話』など多数の人気番組に出演している。

「元non-noモデルとしてのスタイルやビジュアルの良さに目が行きがちですが、麻雀の実力ももちろん折紙付きです。プロ歴2年でMリーガーとしてデビューできたセンスが素晴らしいのはもちろん、その実力はコツコツとした努力に裏打ちされています。真面目な性格で、麻雀の勉強会にも積極的に参加しているのは有名な話です。元々守備的な麻雀を得意としていましたが、練習の結果、加点のチャンスを積極的に狙うようになったそうです」(芸能プロ幹部)

「美女プロ雀士」の争い

元乃木坂46の中田花奈選手(公式インスタグラムより)

 Mリーグには、他にも声優の伊達朱里紗選手、元乃木坂46の中田花奈選手などの“看板娘”ポジションの美女が所属している。特に中田選手は「元アイドル」という肩書もあるため、岡田選手と「美女プロ雀士」の枠を争うことになりそうだ。

 こうした話題が盛り上がる一方、心配の声も出ている。

「Mリーグは年会費7150円(税込み)で特典付きの個人サポーターを募集していますが、岡田選手が所属する『KADOKAWAサクラナイツ』のサポーター数はMリーグ公式サイトによると現状600人弱といったところ。1位のKONAMI麻雀格闘倶楽部の約1600人にも水をあけられていますし、絶対数として少ない。メディアでの露出がチームのマネタイズにつながっていないといえるのではないでしょうか。Mリーグ自体も詳しい財政状況は判然としませんが、現状は完全に“先行投資”の時期にあると聞いています」(前出・芸能プロ幹部)

 一般タレントでもそうだが、メディア露出とフトコロ事情が違うというのはよくあること。岡田人気が単なるビジュアル人気にとどまらず、Mリーグ人気につながり、息の長い文化として定着していくかはまだまだ未知数といえそうだ。