《今後も関係各所にご相談のうえ、微力ながらも支援をさせて頂きたいと思います。未だ余震が続いておりますが、皆様の安全と1日も早く安心して過ごせますよう願っております》
滝沢秀明が社長を務める『TOBE』が公式X(旧Twitter)にて、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市を訪問し、ボランティア活動を行ったことを報告した。
迷惑系YouTuberとやってること同じ
1月6日付の『中日新聞』北陸版で、5日に滝沢や三宅健、『Number_i』のメンバーである神宮寺勇太らが避難所となっている輪島中学校を訪問。ハンバーグやカレーなど、およそ1000食分の炊き出しを行ったことが報道された。
迅速な被災地支援に、SNSで称賛の声がある一方、
《逆に被災地に混乱を招く可能性あるよね》
《むしろ邪魔になっているかもしれない》
《迷惑系YouTuberとやってること同じ》
などの批判的な声も。
「石川県では個人からの支援物資は受け付けていません。企業や団体からの支援物資に関しては、県の担当部署に連絡し、内容や搬入方法を調整した上で受け付けています。しかし、直接持ち込むことに関しては、交通渋滞などによって救助活動の妨げとなるため、控えるようにアナウンスしているんです」(全国紙社会部記者)
現地の人々は「本当に助かった」
TOBEがSNSに投稿した内容によると、ある一つの連絡をきっかけに、被災地に孤立してしまった家族がいることが発覚し、関係各所に連絡したうえで現地を訪問することの承諾を得たという。
1月3日の夜に石川県輪島市を目指して出発し、同6日には帰京。避難所では炊き出しのほかに、ストーブや灯油などの物資を渡し、一部のTOBEメンバーが市の職員と相談したうえで避難所の窓ガラスの修復なども行ったよう。その間に別のTOBEメンバーが、連絡をくれたという孤立した家族を含めた12人を迎えに行き、その後無事に避難所へ。
TOBEメンバーと避難所へ向かった被災者の知人であるAさんが明かす。
「孤立した家族に支援物資を届けようにも、交通の麻痺などもあり、届けられない状況でした。そんな中、この家族の関係者に滝沢さんと繋がりがあったことから、その関係者から滝沢さんに連絡をしてもらい、助けを求めたんです。すると滝沢さんたちは、“被災地に行くなら、TOBEみんなで炊き出しをする”とおっしゃってくれたそうです。
現地の人々は滝沢さんたちがきてくれて“本当に助かった”と感動しているのですが、ネット上では今回の炊き出しなどの支援に賛否両論が起こっており、胸を痛めている人もいると聞いています」
被災地の状況など、判断が難しいところではあるが、この行動によって救われた人がいたのは確かだ。