そのほか、寝る前に白湯を飲むと体温が上がり、その後体温が下がることで、眠りにつきやすくなるのでおすすめだ ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!冬の寒い布団、暖かく眠る方法は?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.冬の寒い布団、暖かく眠る方法は?

A.毛布は掛けずに身体の下に敷くなど、寝具に合わせた毛布の使い方がポイントです。(上級睡眠健康指導士 加賀照虎さん)

 一年で一番寒い時季といわれている1月下旬から2月の初旬。暖かく眠る方法を、睡眠のプロフェッショナルである上級睡眠健康指導士の加賀照虎さんに聞いた。

『毛布の使い方』を見直すだけで、ぐっと布団の中が暖まりやすくなりますよ。身体の上に毛布を掛けて、その上にさらに掛け布団を重ねている人が多いと思いますが、実は寝具の組み合わせによっては毛布は掛けるよりも敷いたほうが寒さを防げます」(加賀さん、以下同)

 眠る時に感じる寒さは、床から伝わる冷気の『底冷え』の場合が多い。畳や床の上に敷布団を敷いていたり、マットレスの厚みが10cm以下だったりすると冷えやすい。

「なので、床に直接敷布団を敷いている人は、下からくる冷えを防ぐために『毛布は身体の下に敷く』のがおすすめ。

 ちなみに、羽毛布団を掛けている人も、毛布は敷くのがいいです。羽毛布団と毛布は身体との間にできる暖かい空気を閉じ込めてくれる寝具なので、その2枚を重ねていても、その分、保温性が上がるわけではないのです」

 身体の下に敷いた毛布がズレて気になるという人は、大きめの毛布を用意し敷布団の下に折り込むと、ズレにくい。

 では、ベッドなどで厚みのあるマットレスを使っている人は?

「床から身体が離れている場合は底冷えしにくいので、上からくる冷気を防ぐために身体の上に毛布を掛けるのがいいです。それでも寒い場合は、下からの冷気を防ぐためにもう1枚毛布を用意し、毛布を掛ける・敷くのダブル使いで試してみてください」