1月22日、YouTubeチャンネル登録者数1240万人のトップユーチューバー・ヒカキンの女性トラブルが『文春オンライン』に報じられた。かねてより“聖人”と称される彼に一体何が起きたのだろうかーー。
引き金となったのは、2024年1月1日にヒカキンがYouTubeチャンネルで報告した30代一般女性との結婚。今まで女性の“影”を見せることがなかっただけに、突然の結婚発表に驚かされたものだった。
このニュースを受けて、【交際相手のA子さんが悲しみの告白「彼は私とは特別な関係だと」】と文春にタレこんだのが、ヒカキンと交際関係にあった「20代のA子さん」。当時19歳だった2015年、A子さんの猛アタックの甲斐あって正式に恋人同士になった模様。
ところが2018年にヒカキンの“浮気”が発覚し、問い詰める彼女に対して【俺はお前以外にもいろんな女と会っているんだから】と開き直るような態度をとり、以降は“都合のいい女”のように扱われたと告白。
2020年のコロナ禍を機に半同棲生活を解消され、実家に戻ったというA子さんだったが、次第にLINEでの連絡も途絶えがちになり【自然消滅みたくなっていった】。そして4年後、別の女性との結婚発表に驚いたとのことだった。
「4年間近くも会っていなかった2人ですが、A子さんの中では“まだ付き合っていた”という認識で、一方のヒカキンは2018年に“別れを告げた”ものの、彼女が受け入れてくれなかったと主張。双方の言い分が食い違っている状況でした。
それでも文春報道がなされると即日にスーツ姿で動画を投稿し、まず交際の事実やトラブルがあったことを認めてA子さんに頭を下げたのです」(スポーツ紙・芸能担当記者)
認めることは認め、否定するところは否定
そして大きくなる騒動を案じてか、【今回の件についてはA子さんに非はなく、僕の落ち度でしかありませんので、A子さんや週刊誌への誹謗中傷はお控え頂きたいと思います】と彼女だけでなく、文春に対しても気遣いを見せたヒカキン。
一方で自分の“至らなさ”を認めつつも、【約4年間、A子さんとはお会いしておりません。ですので、先日結婚発表した妻とは交際期間がかぶっていないことをここで申し上げさせてください】と、二股疑惑に関してはキッパリと否定してみせたのだ。
この迅速すぎる対応にSNS上では、
《ヒカキンさんはほんと時流を読めるね。初動の早さ、謝罪内容、態度・服装・動画の色調、収益化しない動画、どれも隙がない》
《HIKAKINって本当立ち回りが上手いよねw 松ちゃんみたいに頭にきて反論するよりも 概ね認めて謝罪することで 世間を味方にしてるもんな〜 リスクヘッジがすごいや》
《ヒカキンさんに落ち度ないのに、自分が悪いと。 お相手への誹謗中傷も控えてくれと。 聖人すぎる。 今話題の政治家たち、見習った方がいいよ》
LINEやDMは全て流出すると思うこと
スキャンダル対応の初動を見誤って泥沼化させた芸能人や政治家に“お手本”を示すような、被害を最小限に止めるようなリスクヘッジ能力の高さを称賛する声が続々。ネットの炎上騒動に詳しいITライターによると、これは今に始まったことではなく、
「自身の動画でも“炎上回避術”を説いてきたヒカキンさんですが、中でも“LINEやDMは全て流出すると思うこと”は秀逸でした。やり取りする相手が友人や恋人であろうとも、常に流出危機をもって使っているとのことですが、A子さんとの関係が明るみになること、LINEが晒されることも想定済みだったのでしょう。
それにいくらコロナ禍といっても、一般的に見て4年間も会っていない、しかも別れを告げられた相手と“まだ付き合ってる”と認識するのは無理があるのかなと。当然、うやむやにされたと主張するA子さんは納得いかない思いもあるでしょうが、結果的に今回の文春報道は逆に株を上げる手助けになったように思います」
ヒカキンの方が一枚も二枚も上手だったようで。