「厳しい道ではあるが、人生後悔しないように、チャレンジしたい」
1月22日、3月末で日本テレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動することを発表した上重聡アナ。
高校時代に野球部のエースとして甲子園を沸かせ、2003年に鳴り物入りで入社した日本テレビには21年間在籍。感謝の言葉と共に、決意を新たにするコメントを発表した。
「高校時代の実績を生かして、スポーツ中継での実況として入社直後から活躍。また、端正なルックスや知名度を生かして、情報番組の司会も務めました。退社後は、個人事務所を設立して活動していくものと見られています」(スポーツ紙記者、以下同)
『好きなアナウンサーランキング』で明暗
上重アナと同じ日に、3月末での日本テレビ退社を発表したのは藤井貴彦アナ。
上重アナより9年早く、1994年に入社。同期には現在フリーで活躍中の羽鳥慎一アナがいる。
「ニュース報道の実力には疑う余地はなく、2010年からメインキャスターを務める『news every.』のイメージが強い人が多いでしょう。オリコンが集計した2023年の『好きな男性アナウンサーランキング』では1位を獲得。ここ数年は羽鳥アナと1位2位を競い合っている状況で、フリーになっても羽鳥アナのように活躍していくのは目に見えています」
上重アナも、2014年の同ランキングでは2位にランクイン。だが翌年には5位へと順位を下げ、それ以降はトップ10入りを果たしていない。
「2015年といえば、上重アナの“不祥事”が発覚した年ですね。大手スポンサーの関係者から約1億7千万円を無利子で借り受け、さらには高級外車を供与されていたんです。日本テレビは“厳重注意”の処分を下したのみでしたが、2016年には『スッキリ』のMCを降板しました。
この1件で上重アナへの世間からのイメージは、大きく損なわれてしまったわけです。『アナウンサーランキング』にランクインしていないことが、なによりもの証左でしょう」
《フリーになっても需要も仕事もない》
実際、同じ日に退社を発表した上重アナと藤井アナへの反応は“真逆”だった。
藤井アナへは、
《藤井アナには好感しか持てませんでした》
《何気ない言葉にずいぶん救われました》
《フリーになられても、テレビ界での藤井流で頑張っていってほしい》
などと、応援の言葉で溢れていたのに対し、上重アナについては、
《フリーになっても需要も仕事もない》
《別に観たいと思ったことはないかな。上重さんじゃなきゃダメなんて場面を感じたこともないしな》
《退社して大丈夫?この人は日テレ社員として裏方仕事に異動した方が良いのでは?》
と、辛辣なコメントばかりが目立ってしまった。
“スッキリ”しない門出になったが、是非その実力で見返してほしい。