ヒカキン(左)と若新雄純(右)*それぞれの公式Xより

 1月25日、慶應大学特任准教授で『ABEMA Prime』(ABEMA)など多くの番組でコメンテーターとして活躍する若新雄純氏が、デイリー新潮で報じられた自身の記事について声明を発表。内容の一部を認め、謝罪した。

ヒカキン式謝罪法を採用

 記事によると若新氏が大学院生だった約15年前、当時16歳の女子学生と交際。半同棲活を送っていたが、若新氏の浮気などに悩んだ少女が自殺未遂騒動を起こしたという。

 報道後に若新はX(旧Twitter)で、

僕がA子さんと交際していたのは事実です。交際相手だったA子さん、当時悩ませたり傷つけたりしてしまったこと、さらに今回の記事でもつらい思いをさせてしまったこと、とても申し訳なく思います。本当にごめんなさい。記事には事実と異なる部分もありますが、当時をふりかえり、自分の人間的な未熟さや至らなさを反省しています

 と全面的に自分の非を認めつつ、

A子さんが睡眠薬をオーバードーズした際に、警察への発覚を恐れて自分で救急車を呼ばずにしっかり対応しなかったという記載がありますが、人命に関わる部分なのでここだけ詳しく説明すると、その場では対応に焦りましたが、自分で救急車を呼んでいます。友人を呼んで相談したのは事実ですが、警察官立会いのもとで救急車に同乗し病院に向かいました

 と事実と異なる部分に関してはキッパリと否定している。芸能プロダクション関係者は「先日のヒカキンさんの謝罪法を上手く取り入れていますね」と感心する。

「事実はきちんと認めて素直に謝罪し、異なる部分はしっかり否定する。そして“A子さんに対してはもちろんのこと、記事に出てくる関係者や週刊誌・記者さんへの誹謗中傷は控えていただけたら幸いです”と告発した女性や報じたメディアに批判が向かないようにする気遣いまで、まったく一緒ですからね(笑)。ヒカキンさんは炎上するどころか好感度がさらにアップしましたし、今の時代は事実の部分に関しては素直に謝る方が傷は最小限で済むでしょう

若新雄純はXで謝罪文を公開

 実際ヒカキンに関しては完璧な謝罪を行ったことで、「二股疑惑」に対して厳しい意見は皆無に等しい。

『文春オンライン』でA子さんが指摘した二股疑惑のお相手は、現在のヒカキンさんの妻のことではないんですよ。まだ交際中だった'18年にヒカキンさんの自宅を訪れた際、インターフォンにフードを深くかぶった女の人がマメに来ていた映像が残っていたことを指しているんですよね。それを問い詰めると、ヒカキンさんに“俺はお前以外にもいろんな女と会っているんだから”と言い渡されたとも語っています」(スポーツ紙記者)

 前出の芸能プロダクション関係者は、ヒカキンの上手さをこう分析する。

“当時の僕の至らない振る舞いで傷つけてしまい本当に申し訳ございませんでした”と謝罪することで、インターフォンに写っていた“B子さん”に対しても謝罪しています。ここまでされれば仮にB子さんが二股のお相手で、記事で二股されたことを知ったとしても、新たな告発をしようとは思いませんよね。素晴らしいリスクヘッジ術だなと思います

 今後、ヒカキン式謝罪を行う有名人が増えそうだ。