赤坂アカ・横槍メンゴ原作による大人気TVアニメ『【推しの子】』。第1期は2023年4月から6月まで放送され、主題歌であるYOASOBIの『アイドル』も2023年度オリコンチャート年間1位に輝いた。サブスク配信が始まり国境を越えて爆発的な人気を誇った今作は、すでに第2期が2024年に放送決定している。
アイ役に元乃木坂46・齋藤飛鳥が抜擢!
『銀魂』など大人気アニメ作品が実写化する流れは以前からあったが、今作『【推しの子】』も2024年1月24日、実写映像化が発表された。
それと同時にキャストとスペシャルビジュアルも解禁され、活動休止中のアイドル・アイ役には、女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーの齋藤飛鳥(25)が抜擢。しかし、この配役に納得いかないファンも少なくないようで……。
齋藤は2011年、乃木坂46の1期生オーディションに最年少で合格し、センターに選抜された経験も。8頭身で“アイドル界最小クラス”といわれているほどの小顔で、ファッション誌のモデルとしても活動。2022年末にグループの卒業をしてからは、女優としての才能も発揮している。
今回の配役に“アイドルのなかのアイドルだからいい人選”“元アイドルだからぴったり”など賞賛する声もあった。一方で、原作ファンからはアイは細かいことを気にしない大雑把な性格でおっちょこちょいなキャラクターであり、イメージと違ったという意見も。
《アイって子供を産むこともアイドル活動も諦めないたくましい役だと思うんだけど、齋藤飛鳥はかわいらしすぎてちょっとイメージと違うんだよな》
《アイ役、齋藤飛鳥なの?意外。ビジュアルポスターも解禁されたけどなんか大人のビデオ感があるし下品》
《人気アニメの実写化という流れはやめてほしい。原作ファンからすると大体がっかりするから》
たしかに映画『あの頃、君を追いかけた』では“誰もが憧れる孤高のヒロイン”を演じるなど、元気な子というよりも静かな役柄のイメージが強く、アイの役と重ならないと感じる人も多かったのかもしれない。
見た目と性格がアイ役にピッタリ
そんな中、アイ役に関してSNSで“彼女しかいない”の声があがるなど、原作ファンの支持を多く集めたのがモーニング娘。の元メンバー・田中れいな(34)だった。
《推しの子実写化するならアイ役は田中れいな。年齢無視して田中れいな》
《ビジュアルからして田中れいな一択》
《アニメのときから、実写化するなら田中れいなだと思ってたけど違った……》
田中れいなは2013年にハロー!プロジェクトを卒業し、その後バンド活動に専念。2022年には同じハロプロメンバーだった高橋愛・夏焼雅とともにアルバム『ラフ・アンド・ピース』を発売したり、ミュージカルを主演を務めたりしたことでも注目されていた。
「田中れいなさんはアイドル時代と変わらない美貌で、髪の毛をアップにしている姿がアイ役そのもの。また自分の意思がはっきりしている気の強さなど性格の面でも、アイ役にピッタリだと感じる人が多かったのでしょう」
人気アニメの実写化に原作ファンの反感はつきもの。齋藤へのプレッシャーは並大抵のものではないだろうが、重圧に負けずに頑張ってほしい。