綾瀬はるかといえば、どこか掴みどころのない「天然キャラ」が人気の女優だ。しかし、視聴者の中には《計算でやっているのでは?》と疑っている人も少なくはないだろう。これまで多くのドラマ、映画に出演してきた綾瀬だが、共演者たちは綾瀬の「天然キャラ」についてどう思っているのだろうか。
「天然じゃなくて、天然“キャラ”ね」
『元彼の遺言状』で共演した大泉洋は、綾瀬はるかについて《抜けているようで、見事に計算している》と語る。大泉いわく、撮影中の綾瀬は食べるシーンの前に食事を済ませた状態でやって来たり、大泉のセリフを間違えて言ってしまったりといつも通りの天然ぶりを発揮。
一方でアクションシーンは一発で成功させる姿もあり、《撮影が停滞してると思ったら一発笑わせとくか!みたいな所があると思う》と発言した。綾瀬は自身のNGについて《自然体です》と否定したものの、過去には香川照之も綾瀬の天然ぶりを否定する発言をしている。
ラジオ番組に出演した香川は、綾瀬について《あいつは頭いいですよ》と発言。《天然だと思ってた》と発言する共演者に対して《綾瀬はるかの手の平の上で転がされてる》と天然を否定した。
「綾瀬さんの天然ぶりは、熱愛報道もある佐藤健さんも否定しています。2人で共演した『バナナサンド新春SP』では、綾瀬さんの天然ぶりを《結構狙いに行ってる》と証言。この発言にネット上では《計算だろうと思ってた》《天然じゃなくて、天然“キャラ”ね》といった声が寄せられ、佐藤さんの発言で核心を突いてしまう形となりました」(芸能ライター)
天然キャラについては否定せず
佐藤に核心を突かれてしまった綾瀬だが、天然キャラについて否定することはなく《面白いことがすごい好き》《芸人さんに憧れも持ってます》と発言。綾瀬なりに「場を和ませたい」「楽しませたい」といった思いから天然キャラを作っているのだろうか。
「綾瀬さんは普段の天然キャラとは想像がつかない程、役作りにストイックです。役のためなら1日200回の腕立て伏せで肉体改造をおこない、声や仕草まで役柄に近づけようと努力しています。それほど役作りに抜かりのない綾瀬さんなら、天然キャラの自分を演じていてもおかしくはありません」(前出・芸能ライター)
果たして、私たちが見ている綾瀬はるかは作られた「キャラ」なのだろうか。香川が言うように、私たちは綾瀬の演技に踊らされているのかもしれない。