《視聴者を甘く見ているとしか思えません》
《ダンマリで次の作品をしれっと出す事に嫌悪感を感じる》
《ドラマのスポンサーになる企業はかなり減るんじゃない?》
《もう当分は日テレ×小学館でドラマは作らない方がいい》
2023年10月に日本テレビで放送されたドラマ『セクシー田中さん』。原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが1月29日に亡くなったことを受け、脚本家の相沢友子氏や漫画を発行する小学館、そして日本テレビへの非難が殺到した。
日本テレビと小学館の再タッグ
3者はそれぞれ追悼や釈明の声明を出したものの、世間からの反応は厳しかった。芦原さんを追い込んだ“原作改変”問題の詳細な説明や、具体的な改善策を求める声に応えているとは言い難い状況だ。
そんななか、『週刊女性』は日本テレビと小学館による“再タッグ”をキャッチ。4月から、小学館の発行する漫画『たーたん』を原作にしたドラマが日本テレビで放送されると報じたのだった。
「ネット上では、小学館と日本テレビが“沈黙”を貫く理由はこれだったのか、と納得している人が多い印象ですね。また、『セクシー田中さん』の時と同じプロデューサーが関わっているとのことで、批判を受けても表に出てくることなく、次の制作に取り掛かっているという姿勢が糾弾されています。『たーたん』のファンからは、原作者の西炯子先生を心配する声もあがっていますよ」(スポーツ紙記者)
冒頭で紹介したコメントは、『たーたん』のドラマ化についてSNS上で寄せられていた声。逆風が吹き荒れている状況だが、放送開始までこぎつけることができるのだろうか。
所属事務所の回答
「本来であればすでに情報解禁をしている段階ですが、批判必至の状況で先送りの判断をしたとか。とはいえ、今から別の題材に差し替えることは難しいでしょうね。口にはできないでしょうが、ほとぼりが冷めたころに……というのが本音でしょう」(制作会社関係者、以下同)
気になるのはドラマ版『たーたん』のキャスティング。
「原作ファンの間では、ドラマ化したときの主人公役は星野源さんしかいない、という声もあったみたいですが、今回の主演はムロツヨシさんだと聞いています」
ムロツヨシの所属事務所に主演の事実確認を求めたが、期日までに返答はなかった。
『たーたん』のドラマ化について、以前『週刊女性』が日本テレビに事実確認を求めたが、こちらも期日までに返答はなかった。
緘口令が敷かれているのか、はたまた判断に頭を悩ませ、何も決められていないだけなのか。どちらにせよ、『セクシー田中さん』の教訓を忘れることなどあってはならない。