俳優の高畑裕太が、演劇に対してしっかりと向き合っているようだ。元々は大女優・高畑淳子の息子ということで、芸能界の期待を一身に背負っていた高畑。しかし2016年8月に強姦致傷容疑で逮捕された後、不起訴になるという騒動が……。今でも高畑と聞けば当時のニュースを思い出す人も多いだろう。
過去のロン毛姿から短髪爽やかに
しかし騒動から時がたち、世間の関心も薄れてきたようだが、最近では精力的に舞台活動を展開している。たとえば、高畑のInstagramでは脚本執筆への苦労や思いを語り、外見も過去のロン毛から短髪に変えてまるで別人のようにさわやかなイメージだ。そんな高畑にネット上では
《落ち着いてかっこよくなったじゃん》
《本格復帰を望む》
との声があがっている。
「騒動から2年後、高畑は芸能界への復帰について質問されると《復帰なんてできませんよ》と強めに否定していました。しかし親しい友人たちから救われたようで、パトカーが通ると《お迎えがきたぞ》などといじられていたようです。騒動が過去のものになりつつある様子がうかがえました」(芸能ライター)
岩崎う大の「劇団かもめんたる」に出演
高畑の舞台活動としては、特に岩崎う大の「劇団かもめんたる」に多数出演している。ちなみに「劇団かもめんたる」とは、2013年キングオブコント優勝の芸人コンビ・かもめんたるが主宰する演劇団だ。今年も2月から公演された『ゾンビいまさら』に参加している。
「実は高畑は以前から「劇団かもめんたる」のファンだったんです。YouTubeのインタビュー動画などでは、《かもめんたるのコントを見ない週はない》《休みの日は全てかもめんたるに捧げた》と大絶賛のコメントを残しています。また、同郷の岩崎の演出についても、《針の孔に糸を通していく》と表現し、繊細な演出を熱く語っていました」(前出・芸能ライター)
「劇団かもめんたる」について語る高畑の様子を見た視聴者からは、
《めっちゃ落ち着いて良い人になってる》
《穏やかな語り口調だね》
といった声が上がっていました。
2021年からは自身の劇団「ハイワイヤ」で主宰・作・演出を担当しており、かなり真面目に活動しているようだ。2023年に公開された『トラ』は毎ステージほぼ満席となるなど、なかなかの好評具合だ。
騒動が起きた当時からは想像できないほど好青年になった高畑は、落ち着いて自分の道を歩み始めているようだ。これからも、彼の動向も見守っていきたい。