芸能事務所・フラームが2月16日、女優・広末涼子の退所を発表。昨年6月に『週刊文春』で不倫を報じられ、フラーム側から無期限謹慎処分を下されていた広末だが、活動再開しないまま事務所を離れることになった。
広末は2003年にモデル・岡沢高宏と結婚し翌年に第1子を出産するも、2008年に離婚。2010年にキャンドルアートの第一人者として知られるキャンドル・ジュン氏と再婚後、翌年に第2子、2015年に第3子を出産していた。しかし昨年、有名料理人・鳥羽周作氏とのダブル不倫が発覚。キャンドル氏と広末は同年7月に離婚を報告するに至った。
「鳥羽氏もまた、昨年末に『文春』で離婚が成立していたと伝えられました。そんな鳥羽氏は仕事を続けてきたのに対し、広末さんのほうは謹慎状態が続いていた中、退所の運びとなったようです」(芸能ライター)
「辞めたのか?辞めさせられたのか?」
フラームは公式サイトに掲載した文章で、《広末涼子と将来について話し合う中で、本人の意向を尊重し、双方合意の上で、この結論にいたりました》とコメント。報道では、広末が個人事務所で活動を再開していく方針とも伝えられており、ネットユーザーからは、
《辞めたのか?辞めさせられたのか?》
《独立して仕事が入るのかはわからない》
《ドラマやCMはスポンサーさんありき》
《彼女の人生だし、子供さんもいるなら頑張らなきゃならないし独立して再活動も良いのかなと思う。賛否両論だろうけど》
《自分で責任取ればいい》
《女優さんは本当にメンタル強い、すごいよ》
など、さまざまな声が寄せられている。
“後輩”唐田えりかとの違い
「騒動前の広末さんがフラームの看板女優に名を連ねていたのは確かです。ただ、同事務所にはほかにも山口紗弥加さん、吉瀬美智子さん、戸田恵梨香さん、有村架純さん、田中みな実さんといった人気者が揃っています。今の広末さんが復帰しても、簡単に“稼ぎ頭”の1人には戻れなかったでしょうし、事務所サイドも無理に引き留めようとはしなかったのかもしれません」(スポーツ紙記者)
なお、2020年にやはり不倫スキャンダルで大炎上した唐田えりかもフラーム所属。唐田もまた『文春』で東出昌大との不倫を報じられ、一時期活動を休止していたものの、すでに復帰している。
唐田の騒動時、フラーム側は謝罪しつつ《事務所と致しましては、2度とこのようなことがないよう、皆様の信用取り戻せるよう、厳しく指導して参ります》と、本人を突き放しはしなかった。
しかし広末に関しては、フラームは当初から《今回の報道を受けて本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております》と、ややニュアンスが異なるコメントを出しており、結果的に決別。
「フラーム側も、以前から広末さんに思うところがあったのかも。そうでなくても、まだ若手で指導の余地があった唐田さんとベテランの広末さんでは、事務所の対応が違ってもおかしくありません。一方、不祥事を起こした本人たちの意識にも違いはありそう。一般的な知名度が低かった唐田さんは、独立したところで女優として再起するのは難しかったでしょう。しかし広末さんは、知名度も人気も高い状態でやってきていたので“退所してもやっていける”と踏み切れたのでは」(前出・記者)
広末の再スタートに期待するファンの声もある。発表の時を待ちたい。