斎藤工(42)の進化が止まらない。
2月16日、バラエティー番組『ネタパレ』(フジテレビ系)に出演した斎藤の姿が、話題になっている。
「首元あたりまでの黒髪の長髪ヘアというイメージの強かった斎藤さん。ですが番組に出演した際には、短髪にカットし、強めのパーマをかけたスタイルになっており、色っぽい雰囲気に反響が集まりました」(ドラマウォッチャー、以下同)
斎藤工のイメチェンが話題
ネット上では、
《ネタパレに出てる斎藤工、オーラがすごすぎるんだが》
《年々かっこよさ増しててすごい》
《変わりすぎて、アルピーの平子かと思った》
などと、驚きと称賛の声が集まった。
最近、頻繁に話題になる斎藤のイメチェン。ひとつ前はさらに衝撃的だった。
「昨年12月、ピエール瀧さんが、“3人でご飯を食べる”というメッセージとともに、椎名桔平さん、斎藤工さんとの3ショットをインスタグラムに投稿しました。その時に登場した斎藤さんは、眉毛を全て剃っており、個性的すぎるスタイルは、世間をざわつかせました」
高校生のころから、『MEN'S NON-NO』を始めとしてモデル業を行っていた斎藤。この頃から、モードなスーツを着こなし、独特な雰囲気を纏っていた。
そんな斎藤が、俳優として本格的にブレイクしたのは2014年。
「フジテレビ系の『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』に出演し話題になりました。W主演の上戸彩さんと不倫関係になってしまう学校の先生役を演じ“セクシー俳優”としてのイメージが定着。サービス精神も旺盛で、バラエティー番組に出演する際も“壁ドン”などを求められることが多かったようですね」
ただ、斎藤本人は“一発屋俳優”となってしまうのではないかという不安もあったようで……。
2015年4月に放送された『さんまのまんま』(関西テレビ系)に出演した際には
「いま、セクシー俳優みたいな冠がついちゃって、居心地悪くて仕方ないんですよ。どこ行っても壁ドンしてくださいって言われて。一発芸がヒットした、来年には消える芸人みたい」と語っていたことも。
それでも、“セクシー俳優”としての期待に応えながら、映画好きや趣味のサッカー、変人エピソードなど、自らの魅力を伝え続けた。
2020年に、『めざましテレビ』(フジテレビ系)に出演した斎藤は、朝から“天然”ぶりをお茶の間に届けていた。コロナ禍のステイホーム中の過ごし方をに対して、「家の中にある木目と話していました」と回答。さらに、「木目は自分よりも大先輩なので敬語で」と、天然発言を繰り返し、SNSで話題になった。
俳優業だけじゃなく監督業にも挑戦
多くの趣味や意外なキャラクターが明らかになると、役柄の幅も広がっていった。
「2022年、NetfliXドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』で、突如妊娠してしまった、広告代理店で働く男性を演じ、社会に蔓延る偏見や問題に切り込みました。同年公開の『シン・ウルトラマン』でも主演を務めるなど、映画でも活躍。
2023年に公開された主演映画『零落』では、これまでの恋愛ドラマの経験を活かしつつも、進化した演技を披露していました。現在放送中のフジテレビ系ドラマ『君がこころをくれたから』にも出演しています」(映画コラムニスト、以下同)
チャレンジを続ける俳優業と並行して、映画監督としての活動も順調のようだ。
「2018年、監督を務めた初めての長編作品『blank13』が公開されました。さらに斎藤さんは、『cinema bird』という、移動映画館のプロジェクトの発案者でもあります。“映画館で映画を見られない子どもたちのために”と、被災地である福島県で初開催。
コロナ禍には、ソーシャルディスタンスに配慮したイベントを開催し、医療従事者の方を無料招待するなど、映画愛が強く、そして俳優でもある斎藤さんならではの活動も行っているようです」
様々な活動に加えて、SNSでは自分の“変人さ”もアピール。努力の甲斐があって、“セクシー”だけのイメージからは完全に脱却した。
外見だけでなく、キャラの“イメチェン”も成功させている斎藤の今後が楽しみだ!