浜辺美波

 1月26日に公開された映画『サイレントラブ』が好調だ。

「ある出来事をきっかけに声を発することをやめた山田涼介さんが演じる主人公の青年と、事故で視力を失いながらもピアニストを志す浜辺美波さんが演じるヒロインによるせつないラブストーリーです。公開から2月中旬までの観客動員数は40万人を超えるヒットとなっています」(映画ライター)

 今作でヒロインを務めた浜辺にとって、2023年は飛躍の年となった。

「2023年度前期に放送された朝の連続テレビ小説『らんまん』では主演の神木隆之介さんの妻を演じ、その評価を高めました。大みそかには、紅白歌合戦の司会にも初挑戦。大役を堂々と務め上げました」(スポーツ紙記者、以下同)

 その活躍はテレビにとどまらず、

「2023年3月には池松壮亮さん主演の『シン・仮面ライダー』、同じく11月には『らんまん』夫婦の“再会”でも話題となった『ゴジラ−1.0』と、ヒロインを演じた2作の映画が公開されました」

 これらの作品では、数々の映画賞を受賞。

「『第47回日本アカデミー賞』では、優秀主演女優賞と優秀助演女優賞の2部門でダブル受賞を果たしました。『第66回ブルーリボン賞』では、助演女優賞を獲得しています。さらに、『ゴジラ-1.0』はアメリカでもヒットしており、『アカデミー賞視覚効果賞』にノミネートされました」

 2月8日に行われた『ブルーリボン賞』の授賞式では、

「素晴らしい女優のみなさまのように、銀幕で輝けるような人になっていきたい」

 と語っていた浜辺。

夏と秋にも主演映画を公開予定

浜辺美波、2015年5月のファースト写真集発売イベントにて

 その言葉どおり、今年もまだまだ映画の公開が控えている。

「7月26日に主演映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』が公開予定です。歴史上の偉人たちが内閣をつくるという物語で、浜辺さんはテレビ局の若手記者を演じます」(前出・映画ライター)

 そして、秋にも主演映画が公開されるという情報をキャッチ!

すでに映画化が発表されており、2024年秋に公開予定の『六人の嘘つきな大学生』でも主演を務めると聞いています。浅倉秋成さんのミステリー小説が原作で、就職活動の最終選考に参加する6人の大学生が、内定を獲得するために心理戦を繰り広げる物語です」(芸能プロ関係者)

 これについて、配給する『東宝』に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

 2024年も浜辺は“波”に乗っている!