眞栄田郷敦(2022年、ドラマ『エルピス』ロケにて)

 2023年の8月に24歳という若さで1児の父になった眞栄田郷敦。現在は俳優として多忙な日々を送っている。

「眞栄田さんは現在公開中の映画『彼方の閃光』で映画初主演を飾ると、同じく公開中の映画『ゴールデンカムイ』で人気キャラを熱演。大ヒットの立役者のひとりとして注目を集めています」(映画ライター、以下同)

『ゴールデンカムイ』は2014年から連載が始まった青年漫画で単行本の累計発行部数は2700万部超え。テレビアニメ化もされているが、今回初めて実写映画に。

「原作ファンの心を特に鷲づかみにしたのが眞栄田さん。主演の山崎賢人さんとのスピーディーな戦闘シーンが好評で“原作を忠実に再現している”とキャラそっくりの演技が話題になっています」

 眞栄田は高校卒業後の2019年に公開された映画で俳優デビューを果たしている。

「デビューの1年前、兄である新田真剣佑さんが出演した映画の試写会に出席。そこで、後にデビューを飾った映画のスタッフに誘われて、俳優の道を決意したそうです」(芸能プロ関係者、以下同)

 2021年に亡くなった千葉真一さんを父に持ち、兄は昨年ハリウッド映画で初主演という俳優一家。2人の影響もあるのか、役作りに対する熱意には目を見張るものが。

「役者は身体が資本」もオフになると

「独学で栄養学や解剖学を勉強しているそうです。“役者は身体が資本の仕事だから、いつでもベストな状態をキープしたい”と言って、超がつくほどストイックなんです。ただ、オフの期間は大食いをすることもあるとか……」

 そんな眞栄田が2月上旬、都内にある“わんこそば”の店で、常人離れした大食いを見せていた。

「眞栄田さんを含めた7人で店に来て、全員でわんこそばにチャレンジしていました。眞栄田さんは序盤、一緒に来店した人と比べてペースが遅かったんです。でも、200杯を食べると写真が店内に飾られると知り、“俺も写真をのせたい”とスピードアップ。最終的な記録は216杯で、店の入り口に写真が飾られていました」(居合わせた客)

わんこそばの店の入り口に飾られた眞栄田郷敦の記録。約14人前のそばを平らげた

 ひと口サイズのそばを制限時間内で何杯食べられるか競う、わんこそばチャレンジ。眞栄田の216杯がどれほどすごいのか、週刊女性の新人男性記者(23)も試しにやってみた。

 海外からの観光客でにぎわう店内。お椀のふたを開けるとスタートの合図が放たれた。

「あー、よいしょっ!」

 というかけ声とともにお椀に盛られていくひと口サイズのそば。用意された薬味を使いながら食べ進めるが……。

大食い期間は郷敦の「罪深き日々」

「や、やばい、きついかも……」

 そう感じたのは150杯を超えたあたりだ。海底にゆっくり落ちていく重りのように、そばが胃に沈む感覚がズッシリと残る。痛くなるお腹に耐えながら食べ続けるが、次第に箸が止まった。嘔吐くギリギリでお椀にふたをかぶせて、チャレンジは終了。

 結果は、178杯。眞栄田の記録まで、あと38杯─絶対に無理!

 動けず机に突っ伏す記者を見て笑う給仕人。眞栄田のすごさを聞いてみることに。

15杯が1人前で、男性の平均は70杯前後だから、あなたすごいよ。え? 郷敦君に勝とうとしたの、それは無理だよ。あの人は“化け物”だもん

 俳優業に影響は出ないのか、眞栄田の所属事務所に問い合わせると、

「撮影がない間はよく大食いをしています。この期間を彼は“罪深き日々”と表現していましたが、撮影に合わせて調整してくるから大したもんですよ」

 亡き父も驚く怪物級の演技を期待したい。