石田純一

《不倫は文化》発言や2020年のコロナ禍での外出騒動など、炎上・物議とは切っても切れない、タレント・すみれの父でもある石田純一(70)。最近あまり表舞台では見かけないが、3月8日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でまた火種をまき散らした。

コロナ禍の騒動でCM出演が激減

直撃を受ける石田純一(2021年)

 同番組では、コロナ禍での騒動によりCM出演数が8~9社から1社に減ったことなど、苦しい現状を告白。さらに、昨年焼肉屋をオープンしたことも明かしていた。

「物議をかもしたのは、焼肉屋での働き方に密着したシーンです。石田さんは客に肉の焼き方をレクチャーしたり、部位の説明をしたりと店頭に立って接客に奔走。皿洗いやトイレ掃除なども自ら行い、懸命に店舗運営に取り組んでいました」(芸能ライター)

 これだけなら単なる美談のようにも思えるが、石田が《生きていくのに必要なお金は稼がないと》と発言したり、番組ナレーションでは《自身のプライドを捨て、家族のためという新たなプライドを背負い》などの言葉が。これに対し、違和感を覚える人が続出している。

《飲食店経営でトイレ掃除や接客、皿洗いは普通のことでしょ。これが「プライドを捨てた」仕事といわれるのはおかしい》

《落ちぶれて飲食店オーナーしてるみたいなイメージは、飲食やってる人に失礼じゃないですか》

 といった声が上がっていた。

家賃も払えないほど収入が激減

石田純一と東尾理子

「今回は番組ナレーションに対しての非難も多いため、ちょっとかわいそうな面もありますが、炎上気質な石田さんだからこそ叩きやすいのかもしれないですね。実は2月には同番組に妻の東尾理子さんが出演。そこで石田さんから《いちいちうるさいな、だから30半ばまで結婚できなかったんだよ。お前、俺じゃなかったらとっくに離婚されてるぞ》と言われたことがあると明かして、ここでも批判を集めていました」(前出・芸能ライター)

 炎上続きでテレビ出演も減少した石田。2021年にはインタビューで《年収は6000万円くらい一気に減りました》と語ったり、昨年の『突然ですが占ってもいいですか?』では《家賃も払えなくて。大家さんのところに「3カ月払えませんけど、絶対払うから住ませてください」って頼みにいった》というエピソードも話している。

 また2016年には都知事選の出馬を示唆したものの、結局断念。CM差し替えなどの賠償が発生し、この時は数千万の被害が出たという。東尾は『金スマ』で《いろいろ考えて行動すればいいのに》と呆れながら振り返っていた。

 チャレンジ精神は旺盛なようで、2021年には自身のYouTubeチャンネルを開設。しかし今年3月時点で登録者数はわずか7500人程度と伸び悩み、更新も9カ月ほど途絶えている。せめて焼肉屋はプライドをもってやりぬいて、成功を収めてほしいものだ。