3月15日、福原愛が都内で会見を行った。
「福原さんは、会見の冒頭5分だけに出席しました。自らの口で、元夫で卓球選手の江宏傑さんと和解したことを報告し“これからは江さんと協力して子どもを育てていく”と、話しました」(スポーツ紙記者、以下同)
福原と江氏は、およそ1年半にわたって、“泥沼訴訟”で争っていた。
「2016年9月に結婚したふたりは、2017年に娘、2019年に息子をもうけました。その後、2021年7月に離婚を発表して、子どもたちは“共同親権”で育てていくことに。離婚当初、子どもたちは江さんとともに台湾で暮らしていました」
しかし、2022年7月23日に面会交流のため、福原に息子を引き渡したところ、音信不通に。決められていた面会期間が過ぎても、息子は江氏のもとに帰ってこなかった。
「これについて、江さんがSNSで悲痛な声をあげると、大きな騒動に。2023年7月27日には江さんは記者会見を開いて、息子を江さんに引き渡す命令が出ていることを明かし“息子に会いたい”と涙ながらに訴えました。対して福原さんは約3000字の文書で猛反論。争いは長期化し、江さんは福原さんに対して刑事告訴に踏み切りました」
その後、福原の代理人から江氏に和解を申し入れたことで、解決に至ったという。
今後も福原は子どもと面会できる
「福原さんは、息子の引き渡しにも応じるそうです。今後も引き続き共同親権となり、面会もできるといいます」
寛大な対応に思えるが、面会にあたって厳しい条件でもあるのだろうか。福原の会見終了後、江氏の代理人である大渕愛子弁護士に聞いた。
「細かい条件はお話しできませんが、期間を定めたうえでの面会となります。江さんの同行は必須ではなく、福原さん単独で会うことができます」
それでは、再び同じことが起こりそうだが……。
「そこは信頼するしかありません。今回のことがあって話ができたので、大丈夫だと思います」(大渕弁護士)
両者の間で、改めて信頼関係が構築されたようだ。
弁護士からまさかの“ダメ出し”
約1年半もの間、息子の引き渡しに応じてこなかった福原。そもそも、なぜ和解を申し入れたのか。
「福原さんは代理人から“態度を改めないとダメだ”と、諭されたそうです。それを聞いて納得したことで、和解することになったようです」(前出・スポーツ紙記者)
ただ、別の思惑もありそうで……。
「騒動で低下した好感度を、早々に取り戻したかったのだと思います。今年は7月からパリ五輪が開催されます。現在、福原さんは中国での活動が目立っていますが、なかなか振るわない様子。そんな焦りもあって、パリ五輪の解説やキャスターとして声がかかるよう“汚名返上”を急いだのかもしれません」(スポーツジャーナリスト)
何はともあれ、まずは子どもたちに幸せであってほしい。