妻・田中真美子さんとの写真を初公開した大谷翔平(ドジャース公式インスタグラムより)

 ついに妻との写真を初公開したドジャース・大谷翔平

「開幕戦が行われる韓国への出発前、球団の公式SNSが“大谷夫妻”の写真を投稿しました。海外メディアは《田中真美子さん》と実名で報道。身長約180cmの元バスケ選手で、『富士通レッドウェーブ』で4シーズン過ごしたといったことも紹介していました」(スポーツ紙記者)

『週刊文春』の報道によると、昨年8月と12月ごろの2度、渡米していたという真美子さん。アメリカに渡る際、“あること”に巻き込まれていた可能性が浮上していて─。

近年、“パパ活”目的でアメリカに入国しようとする日本人女性が増加しているんです。その影響でアメリカに観光目的で訪れた日本人女性が“売春目的ではないか”と疑われるケースが多発しています。入国を拒否され、帰国を余儀なくされた人もいます」(在米コーディネーター)

スマホのデータ内容チェックも

 実際、どのような入国審査が行われているのか。法律事務所Zの依田俊一弁護士に話を聞いた。

「アメリカは以前から審査が厳しいですが、ここ最近はさらに厳格になっていると聞きます。女性1人だけでアメリカに行った場合、“どこに宿泊するか”“目的は何だ”と、しつこく聞かれます。スマートフォンの写真やメッセージアプリなどをチェックされ、売春を疑われるやりとりが発見されると、入国を拒否されるケースも聞いております」

 どのようなことがパパ活を疑われる要因になってしまうのか。

「夫や彼氏ではない男性と渡米した場合も疑われると聞いています。荷物が多い場合も、認められた滞在期間を超えて滞在すると疑われて、しつこく理由を聞かれることもあります。また、現地の友人宅に宿泊するというケースでは、それが嘘ではないかと言われてしまいます」(依田弁護士、以下同)

海外に行ってパパ活をする日本人女性が増加している(写真はイメージ)

 では、どうすれば疑惑を払拭できるのだろうか。

滞在先や入国後の行動をはっきりと説明できるように準備しておく必要があります。また、友人宅に宿泊する場合は、渡米前にその友人から“私が呼びました”と、氏名・住所・身分とサインを記したレターをもらっておくのが効果的です。スマートフォンなどは、操作することができない場合があるので、紙で用意しておいたほうが安心です」

 一部の人間によって、多くの人がとばっちりにあっている状況のようだ。

「真美子さんは大谷選手の2歳下で、現在27歳。1人で渡米し、ホテルではなく大谷選手の自宅に宿泊するとなれば、入国審査の際に疑われてもおかしくありません。入国の際に毎回、面倒なやりとりが必要となれば、真美子さんがアメリカと日本を何度も往復するのは負担が大きい。ですが、大谷選手と結婚してアメリカに住むことになれば、スムーズに手続きをすることができます。ふたりにとっても結婚という決断はよかったと思います」(前出・在米コーディネーター)

 入国しづらい現状を愛の力で乗り越えたに違いない。

依田俊一 慶應義塾大学卒、東京大学法科大学院修了。M&A、事業承継、芸能・広告案件に強みを持つ。現在は、法律事務所Zのパートナー弁護士/デジタルエンターテイメントコンソーシアムアドバイザー弁護士として活動