3月16日、嵐の櫻井翔がMCを務める日本テレビ系のバラエティー番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』が最終回を迎えた。
「同日に、主演を務めていた連続ドラマ『新空港占拠』も終了しました。これで櫻井さんがレギュラー出演しているテレビ番組は日テレ系の『news zero』と『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)のみ。2020年末に嵐が活動を休止して以降、露出の場は減少している印象です」(スポーツ紙記者)
仕事量を抑える一方、私生活では櫻井の“エリートパパ”化が進んでいるようで。
「2023年2月に第1子が誕生して父親になった櫻井さんですが、周囲に“子どもを慶応の幼稚舎に行かせたい”と早くも受験計画を立てているみたいです。お子さんはまだ1歳にもかかわらず、多くの有名人の子どもが通うといわれる名門幼児教室『A』への入塾準備を進めていると聞きました」(芸能プロ関係者)
『慶応義塾幼稚舎』は今年で創立150周年を迎える私立小学校。昨年の合格倍率は男女ともに10倍を超え、日本屈指の最難関小学校ともいわれている。
菊池風磨、那須雄登ら後輩を目にかけて
「櫻井さんはご自身も慶応義塾幼稚舎出身ですし、結婚相手の一般女性も慶応時代の同級生。また、慶応同士は結束力が高いといわれますが櫻井さんも例外ではありません。事務所の後輩で同じ慶応義塾大学に通っていた『Sexy Zone』の菊池風磨さんとは月に1~2回のペースで食事する仲。同じく慶応出身の『美 少年』那須雄登さんにも入学式用のスーツ一式をプレゼントするなど、母校の後輩を目にかけていました。
過去のインタビューでも、櫻井さんは慶応出身者同士のつながりの強さを熱弁していましたから、お子さんにも“入ってほしい”と考えるのは自然なことでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
とはいえ、1歳から受験の準備を始める必要があるのか。難関幼稚園・小学校合格を目指す指導スクール『親子・お受験作法教室』代表の諏内えみ氏に話を聞いてみた。
「名門小学校合格のために、1歳のころから幼児教室に通わせる親御さんは数多くいらっしゃいます。例えば、『A』では親御さんとお子さんがペアでクラスに入り、知育や運動などを学びます。慶応義塾幼稚舎を目指すのであれば、まず同校への進学率が高い名門幼稚園への受験を考えている方も多いからです」
名門校合格のためには、親の努力も大きな比重を占めるようだ。
家庭内で培われたマナーも問われる
「慶応義塾幼稚舎のテストの一つに“行動観察”という項目があります。お子さんの普段の振る舞いや試験官からの質問に対する返答が審査されるため、ご家庭内での過ごし方や話し方も問われます。
私が運営する『親子・お受験作法教室』では、日頃の立ち居振る舞いを親子で見つめ直してもらい、“育ちがいい子”へと導いていきます。マナーなどは何年もかけて身につけるものですから、早く始めるに越したことはありません」(諏内さん、以下同)
親の負担はまだまだある。
「慶応は志望動機などを盛り込む願書の書き方も合否を分けるといわれています。毎年、慶応義塾の創設者・福澤諭吉の自伝に関する感想文を書く欄があるのですが、より良い文を書くため数年前から準備をする親御さんもいます。お子さんが合格するためには、親御さんの積極的な姿勢が求められるのです」
過酷な“お受験戦争”に身を投じようとしている櫻井。レギュラー番組が減っても、多忙な日々は続くようだ。