4年に1度開催される祭典オリンピック。競泳の金メダリストの結婚生活は、それと同じ周期で終わりを迎えた。
3月18日、シンガー・ソングライターのmiwaが、夫の萩野公介と離婚したことをファンクラブで報告。
「ふたりは2016年に共演したテレビ番組での対談を機に交際をスタートさせます。2016年のリオ五輪で金メダルを獲得した萩野さんですが、2017年に右ひじを骨折してから成績不振に悩んでいたことも。miwaさんとの熱愛が発覚すると周囲からは“芸能人と付き合っているからだ”などと、冷ややかな声も出ていました」(スポーツ紙記者、以下同)
萩野は2019年3月にモチベーションの低下から、長期休養を発表する。
「萩野さんは“水泳が嫌いになった”という状態にまで追い込まれていた。そのどん底の時期を支えたのが4歳年上のmiwaさんでした。この時期に一層関係を深めたのでしょう。その年の9月に授かり婚を発表し、年末には第1子が誕生しました」
2021年に延期開催された東京五輪ではメダル獲得ゼロも、泳ぎ終えた萩野はすがすがしい表情を浮かべていた。その後、現役引退を発表。2022年には大学院へ進学したが、夫婦の関係にはほころびが出始めた。一部週刊誌では、萩野が新興宗教に傾倒していたとも報じられていたが……。
「2023年の春には、離婚間近だと噂になっていました。原因は宗教問題ではなく、育児のこと。萩野さんが引退されてから、子育ての方針で衝突することが増えていったそう。それに伴い夫婦関係は悪化していったようです。2023年の夏には関係修復のために話し合いを続けていたのですが、双方の“仕事”や“家庭”に対する考えに差があり難しかったのでしょう」(芸能プロ関係者)
miwaは、出産後も新曲を発表し、コンサートを開催するなど活発に活動。育児や仕事にいそしむ中、2023年3月には大学院の修士課程を修了したことを報告している。
夫以上に多忙な生活を送る妻
「今後は博士課程への進学を目指すことも明かしていました。出産直後の2020年3月にリリースした楽曲では、自分らしく生きることの大切さを歌いました。ひたむきに音楽と向き合ってきたmiwaさんは、出産という人生の転換点で歌手として新たな“私らしさ”を模索していたのでしょう」(音楽ライター)
だが、“自分らしさ”を求める妻に、萩野は複雑な思いを抱えていたようだ。
「萩野さんも仕事と学業を両立させていますが、miwaさんの場合は作詞作曲にレコーディング、さらにはコンサートもあります。そこに学業が加われば、忙しさは萩野さんの比ではない。ただ、歌手としてまだまだ活動したいmiwaさんとしては譲れなかった。
すれ違いが増え、家族で過ごす時間も減ったことに、萩野さんが不満を募らせていったようです」(前出・芸能プロ関係者)
過去にインタビューで《僕は物事を4年周期で考えている》と語っていた萩野。次の4年に向けて、歩き始めたのだろうか─。