3月22日放送の『A-Studio+』にゲスト出演した堤真一(59)。目鼻立ちのはっきりしたビジュアルでどんな作品でも強く印象に残る名俳優だが、以前に比べて額や頬の張りがなくなったようにも見える。寄る年波にはかなわないといったところか、堤はここ数年たびたび“老化”を指摘されている。
役作りで老け見えに?
ネット上には
《こうやってテレビで見ると堤さん老けた?って思う》
《いつまでも若いと思ってたけど、さすがに年を取った印象》
という声が。偶然にも翌23日には2008年公開の映画『容疑者Xの献身』が放送されており、この時は役作りで年齢よりも老けたキャラクターを熱演。それでも顔の作り自体は年相応だったので、現在のビジュアルと比べてしまったファンも多いのではないだろうか。
「堤真一は俳優・真田広之の付き人も務めつつ、1984年に俳優デビューを飾りました。その後、ドラマ『やまとなでしこ』や映画『ALWAYS 三丁目の夕日』など数々の名作・話題作に出演してきたのはご存知のとおり。確かにここ数年で老けた印象を受けますが、そうは言っても堤は今年還暦ですから。むしろ一般的な60歳と比べたら、まだまだ若々しい方だと思いますよ」(芸能ライター)
51歳、藤木直人のビジュアルも話題に
俳優が《老けた》と指摘されるケースはたびたび見られ、現在51歳の藤木直人も最近注目を集めたひとり。藤木は3月13日から4夜連続で放送されたドラマ『恋愛戦略会議』でバーのマスターを演じており、どこか顔に締まりがなく頬にたるみも出ているように見えてしまった。イケオジ俳優の老化はネット上でも話題を呼んだが、一方で《渋みが増しててますます好きになった》《老けてもカッコよさが変わらないのすごい》と評価されているのも事実だ。
藤木と同じく、堤の年の重ね方を好意的に受け止めるファンは多い。堤といえば2023年10月に公開された映画『おまえの罪を自白しろ』で、作品のキーマンとなる内閣府副大臣・宇田清治郎を好演。政治スキャンダルの渦中に置かれた人物だけあって常に険しい表情を浮かべ、中島健人演じる秘書で息子の宇田晄司と対峙するシーンが印象的だった。
「堤が演じた宇田は、孫娘を誘拐されて『記者会見でおまえの罪を自白しろ』と脅迫される役柄。映画のメインビジュアルでは主演の中島よりもその表情が大写しになっていて、眉間にシワを寄せて睨みつけるような眼差しが目に焼きつきます。政界の大物議員を演じる上では、年を重ねて風格を増したビジュアルが大正解。堤自身、水田伸生監督から《今の堤さんにぴったりな役》と太鼓判を押されたそうです」(前出・芸能ライター)
ネット上で《老けた》と話題になるのは、それだけ注目されているという証拠。演技に加えて表情にも深みを増した堤は、今後どのようなキャラクターを演じるのだろうか。