『うきわ-友達以上、不倫未満-』で主演を務める門脇麦

 個性的な役柄で人々を魅了する、演技派女優の門脇麦(31)。最近ではテレビドラマ『厨房のありす』で、ASDという発達障害のある天才料理人を演じて大きな話題になっている。3月14日には『ぐるナイ』の「ゴチ25」コーナーに出演。亀梨和也と共にゲストとして料理を楽しんでいた。すると、視聴者からは意外な声が……。

亀梨和也より年上に…!?

門脇麦

《38歳の亀梨くんより年上に見えた》

《門脇麦、まだ31歳だったのか……正直40代に見えるんだが》

《疲れてるからなのか、ほうれい線とか顔のシワが目立つね。若いのに……》

 と、“老け具合”を気にする声がちらほら出てしまった。もちろん女優らしい美しさはあるのだが、確かに亀梨と比べても年上に見えてしまうほど、門脇の見た目は年齢を感じさせるものだった。

 ちなみに、25歳の時に女子高生役を演じた映画『KOKORO』の舞台挨拶では、「老け込み方がすごい……」と本人が自虐的にコメントしている。本人は心配していたものの、《演技に説得力があった》など好評だったようだ。

 さらに2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、28歳にしてなんと15歳役を好演した。

「『麒麟がくる』で、門脇はヒロイン役として重要なオリジナルキャラクターを演じました。史実上、存在しない人物ということで賛否はありましたが、『Sponichi Annex』でのチーフ監督インタビューでも《門脇さんが本当にうまく演じてくれています》と、その高い演技力を絶賛されていました」(芸能ライター)

演技力でカバーしてしまう実力

東京ガス制作のWEB限定ムービー『SWANLAKE』で白鳥の湖を舞う門脇麦

 役柄の個性だけではなく、実年齢がかけ離れた役すらも見事に演じ切る門脇。“顔年齢が老けた”と言われようが、演技力でカバーしてしまう実力の高さを証明している。

 しかし、実際に「老けた」という声が増えれば、疲れが出ているのでは?と、健康面が心配にもなってくるが──。

「複雑なメンタル状態の役どころを演じることが多い門脇さんは、役づくりのため、過去にストイックな食事制限をしたこともあったそうです。ですが、《(体を壊しては元も子もないので)食事を犠牲にするような働き方は絶対にしないと決めています》と、FraU公式WEBサイトのインタビューで語っていました。最近は、心身のコンディションにもしっかり気をつかっているようです」(前出・芸能ライター)

 6月公開の台湾との合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』では、自身初の台湾映画への出演を果たす門脇。この映画では「経済的には恵まれているが、空虚な日々を送る人妻」を演じており、ある意味、老け顔が活きる役となりそうだ。

 女優にとっては、風格のある顔も武器の一つ。門脇の素晴らしい演技に今後も期待したい。