生田斗真と岡田准一がダブル出演しているアサヒスーパードライのCM。3月7日からCM放送が開始されたのだが、ファンの間では複雑な感情が渦巻いている。
ファンから歓喜の声続出
2人の出演にファンからは、
《ジャニーズ独立組の共演!》
《この2人の共演は嬉しすぎる》
といった喜びの声が上がっている。アサヒグループはジャニーズ性加害問題が表面化した際、いちはやく「ジャニーズタレントは起用しない」という方針を打ち出した企業。当時アサヒグループは二宮和也や山田涼介など23人のジャニーズタレントと契約していたが、「現在起用しているタレントの契約満了をもって、今後は起用しない」との方針を固めていた。
そのため以前から生ジョッキ缶のCMに出演していた生田と岡田も、今後のCM起用は難しくなっていたのだ。しかし生田と岡田が昨年11月にジャニーズ事務所を離れ独立したことで、アサヒビールのCMに復帰。この点に対し、
《抜けたら良いってだけの話しなのか》
《タレント本人に罪がないから抜ければOKなら、他のジャニタレだって罪はない人は大勢いる》
《独立していないタレントを煽っているようなキャスティングだよね》
とファンから怒りの声も上がっている。
撮影現場では和やかな雰囲気
「生田さんと岡田さんは、今回のCMで9年ぶりの共演を果たしました。撮影現場では笑顔が絶えず、和やかな雰囲気が漂っていたようです。この共演にファンたちからは喜びの声が集まりましたが、アサヒグループがジャニーズ性加害問題に掲げた方針と、独立早々に2人を起用したことに疑問の声が集まったのも事実です」(芸能ライター)
ちなみに生田はP&GのアリエールのCMに長らく出演し続けており、同様に菊池風磨もボールドのCMに出演している。
「アリエールのCMに生田さんが継続して出演している理由は、P&Gが事務所との契約を終了し、代わりにタレントとの直接契約に切り替えたことにあるでしょう。方針転換により、生田さんだけでなく独立していない菊池さんもCM出演が継続されています。この点が、アサヒビールのCM出演とは異なる背景です」(前出・芸能ライター)
ジャニーズ性加害問題が解決していない中、企業としてはタレントのCM起用をどのような方針でおこなうのが正しいのか。他企業のCM起用の判断に注目したい。