本田真凜

 8年ぶりの再始動が話題となっているフジテレビの人気番組『すぽると!』。同番組の解説者に本田真凜が抜擢されたものの、《もっと実績がある人がいいのでは?》と疑問の声が上がっている。

経験も実績も豊富な解説陣のなかで…

本田真凜

 本田といえば2016年のフィギュアスケート世界Jr選手権の覇者で、2024年1月に今季限りでの引退を発表。今後はプロスケーターとして活動する。今回『すぽると!』解説陣に決まったのは、野球の内川聖一や岩隈久志、サッカーの小野伸二らが豪華なメンバー。

 侍ジャパンで優勝を経験してメジャーリーグでも活躍した岩隈に、サッカー日本代表や海外リーグでの経験も豊富な小野。そして首位打者や最多安打など、NPBで数多くのタイトルを獲ってきたレジェンド内川らが並ぶ解説陣を見ると、本田の「格落ち」感が否定できない。

 ネット上でも《ジュニアまでしか活躍してない人がこういう場をゲットできちゃうのはおかしいのでは》《村上佳菜子くらいの成績がある人の方がいい気がするんだけど》など疑問の声が。もちろんフィギュアスケート界ではトップレベルの選手だったことに間違いないが、トップオブトップの面々と比較すると、確かに心もとない実績ではある。

お茶の間の知名度は抜群

宇野昌磨と本田真凜のカップル(本田姉妹のYouTubeより)

「今回の『すぽると!』の男性解説陣は、経験も豊富で視聴者も安心して見ていられるメンツですよね。一方で、話題性や『華』という意味では少し地味な面々でもあります。そういう意味では、2022年に宇野昌磨選手との交際を公表するなど注目を集めている真凜さんに白羽の矢が立ったのでしょう。週刊誌などに取り上げられる機会も多く、お茶の間の知名度は抜群です」(芸能ライター)

 フジテレビは本田を重宝しているようで、先日おこなわれた世界フィギュアスケート選手権の現地キャスターにも登用。さらに、バラエティ番組でも『ぽかぽか』や『さんまのまんま』など多くの番組に出演している。バラエティ番組では宇野昌磨との交際をイジられたり自らエピソードトークを披露したりと、意外な適性を見せて毎度話題となっている。

「ちなみにバラエティといえば、妹の本田望結が大活躍中です。幼少時から子役として活動し、現在はお笑い芸人との共演も多く、伝統あるお笑い賞レース『第44回ABCお笑いグランプリ』のアシスタントをこなすなど、かなり注目を集めています」(前出・芸能ライター)

 望結と比べると、まだまだ姉・真凜の芸能活動は始まったばかり。妹に負けずにテレビ仕事で評価を得ることができるか、まずは『すぽると!』での解説ぶりに期待したい。