3月29日に大団円を迎えたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。主演の趣里をはじめ、草なぎ剛や柳葉敏郎の好演も話題を集めたが─。
「主人公の母・ツヤを演じた水川あさみさんの演技が高く評価されました。情に厚くて家族思いのキャラクターは物語を明るくし、第8週に放送された『ワテのお母ちゃん』での、病床に伏しながらも娘を思い続けて息を引き取るシーンは、視聴者の涙を誘う迫真の演技。その放送から間もなく、SNS上で多くのユーザーから“ツヤさんロス”との書き込みが続出したのもうなずけます」(制作会社関係者、以下同)
今では実力派女優としての地位を確立した水川だが、40歳を迎えてますます勢いづいている。
「今年7月クールのTBS系ドラマとして、サスペンス小説『笑うマトリョーシカ』を原作とした企画が進んでおり、水川さんの主演が内定したそうです。カリスマ政治家の裏側を探る記者の役で、民放ドラマの主演を務めるのは5年ぶりになります」
TBSに水川主演のドラマ企画について問い合わせるも、期日までに返答はなかった。
「現在、水川さんのもとには“どんな役でも任せられる”とコンスタントにオファーが寄せられています。この勢いの裏には、5歳下の夫である窪田正孝さんの存在が大きいと思います」
ふたりは2017年のフジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』での共演がきっかけで交際に発展し2019年に結婚。
5歳年下夫・窪田正孝との本当の夫婦仲
「水川さんは『ブギウギ』で演じたツヤさん同様、情に厚くて家族思い。窪田さんの健康を気遣って、食事は一汁三菜を基本にするほど食事にこだわっています。漬物やみその発酵食品を手作りして、窪田さんの栄養面をサポート。一方の窪田さんは、3人兄弟の末っ子ということもあるのか、なにかと世話を焼いてくれる水川さんに惚れ込んでいるんだとか」(芸能プロ関係者、以下同)
お互いがお互いを必要とするという充実した夫婦生活を送ることで、“仕事運”も向上しているようだ。
「水川さんは結婚後の2020年に『喜劇 愛妻物語』の演技が評価され、TAMA映画賞の最優秀女優賞を含む5つの賞を獲得。4月6日から公開された映画『霧の淵』でも国際映画祭で特別賞を受賞しています。
窪田さんも2020年に朝ドラ『エール』で主演に抜擢。2022年に公開された映画『ある男』では、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を獲得と、夫婦そろって絶好調なんですよ」
結婚直後、水川は自身のSNSで《心豊かに高め合い、おもしろく人生を共に出来る人に出逢えました》と投稿しているが、その言葉に偽りはないようだ。